バレーボール・SVリーグ女子のヴィクトリーナ姫路は24日、姫路市内で「選手契約締結発表記者会見」を実施した。新たに入団する共栄学園高(東京)の秋本美空(18)、下北沢成徳高の河俣心海(18)、今治精華高(愛媛)の矢田和香(18)の3選手が会…
バレーボール・SVリーグ女子のヴィクトリーナ姫路は24日、姫路市内で「選手契約締結発表記者会見」を実施した。新たに入団する共栄学園高(東京)の秋本美空(18)、下北沢成徳高の河俣心海(18)、今治精華高(愛媛)の矢田和香(18)の3選手が会見に臨んだ。
秋本は2012年ロンドン五輪銅メダリストの愛さん(旧姓・大友)を母に持ち、高校最後の舞台となった全日本高校選手権(春の高校バレー)では大会MVPを獲得。チームの優勝に大きく貢献した。
会見では「世界を知っている監督のもとで学びたいと思い、入団を決めた」と過去にオランダ代表などを指揮したセリンジャー監督の存在の大きさを語り、愛さんからもこの日「監督はいい考え方を持っていて、成長できるから頑張って」と連絡があったことを明かした。クラブのスローガンは「姫路から世界へ」。その言葉通り、「姫路で成長して、オリンピックに出られる選手に成長したい」と意気込んだ。
春高バレーで下北沢成徳高の準優勝に貢献した河俣は「監督はひとりひとりの個性を大事にしてくれると聞いている。日本を背負える選手になりたい」と将来を見据えた。全日本高校選抜に選出された経験を持つ矢田は「ブロックとクイックが自分の武器。憧れられる、尊敬される選手になりたい」と力を込めた。
姫路は16年に誕生した新興チーム。24年パリ五輪に出場した宮部藍梨や井上愛里沙らを擁し、今季発足のSVリーグで現在17勝7敗の3位と好成績を残している。