岐阜県で昨年12月21~25日に開かれた第56回全国高校選抜ホッケー大会(日本ホッケー協会主催)で、八頭高(鳥取県八頭町)男子ホッケー部が初優勝に輝いた。1月14日、3年生の選手らが平井伸治知事、足羽英樹教育長に優勝を報告した。 大会は2…
岐阜県で昨年12月21~25日に開かれた第56回全国高校選抜ホッケー大会(日本ホッケー協会主催)で、八頭高(鳥取県八頭町)男子ホッケー部が初優勝に輝いた。1月14日、3年生の選手らが平井伸治知事、足羽英樹教育長に優勝を報告した。
大会は24チームが出場。八頭は堅守速攻を武器に初戦から3試合連続で相手に得点を許さなかった。決勝の丹生(福井)戦は点の取り合いとなったが4―3で競り勝った。前年は準優勝に終わり頂点に届かなかったが、雪辱を果たした。
鳥取県庁を訪れたのは道端晴也副主将と、大西礼斗(らいと)、宮脇壮史、林夏綱(かづな)、井上辰彦の各選手。顧問の尾崎孝明教諭、岡田優校長らも同行した。田中竜次主将は体調不良のため欠席した。
平井知事は「見事な優勝という大輪の華」「八頭高の強さが光った大会でした」と絶賛。足羽教育長は「優勝は大きな財産。次の人生にどんなふうにつながるんだろうかということをぜひとも大事にして」と、言葉を贈った。
道端副主将は取材に「優勝はチームメートや他の人の支えがあったから。自分の自信にもつなげつつ、謙虚にホッケーの向上に努めたい」と述べた。道端副主将は大学でもホッケーを続けるという。(奥平真也)