「ジャパネット杯 春の高校バレー」として実施される第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会（産経新聞社など主催）の男女の3回戦と準々決勝が7日、東京体育館（東京都渋谷区）で行われた。滋賀県代表の男子・近江は3回戦で金光学園（岡山）を退け…
「ジャパネット杯 春の高校バレー」として実施される第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会（産経新聞社など主催）の男女の3回戦と準々決勝が7日、東京体育館（東京都渋谷区）で行われた。滋賀県代表の男子・近江は3回戦で金光学園（岡山）を退けたが、準々決勝で今年度にインターハイ、国民スポーツ大会に続いて春高で高校3冠を狙う駿台学園（東京）に敗れ、4強入りを逃した。
近江は3回戦で第1セット序盤から草野烈（1年）が強烈なスパイクで得点を重ねて勝負を制した。第2セットは一転して終始リードを許し、セットを落とした。第3セットは先制点を許したが、草野やエースの村西寛太（3年）らの活躍で8連続得点などもあり、この試合を勝利した。
続く準々決勝は一昨年、昨年に続く春高3連覇を狙う相手に序盤から村西がスパイクを放つも、相手ブロックをなかなか破れない。対照的に相手の多彩なテンポから生み出すスパイクが決まり、大差でセットを落とした。
第2セットはチームで「切り替えていこう」と声を掛け合い、終盤に24－24の同点までもつれる接戦となったが一歩及ばなかった。
主将の本田琥生（こう）（3年）は「攻める気持ちを忘れずにいこうと臨んだ。自分たちのバレーもできたし、楽しかった」と振り返った。
近江・太田勝之監督「（準々決勝相手の）駿台学園はダントツに強かった。2セット目にあれだけのゲームができたし、選手らはよく頑張ってくれた」
