「ジャパネット杯 春の高校バレー」として実施する第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会は6日、東京体育館(東京都渋谷区)で男女の2回戦32試合が行われた。京都府代表の男子・洛南は弘前工(青森)を圧倒し、本来の強さを見せてストレート勝ち…

「ジャパネット杯 春の高校バレー」として実施する第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会は6日、東京体育館(東京都渋谷区)で男女の2回戦32試合が行われた。京都府代表の男子・洛南は弘前工(青森)を圧倒し、本来の強さを見せてストレート勝ちした。7日の3回戦は川内商工(鹿児島)と対戦する。

洛南は攻守で相手を圧倒し、3回戦へ駒を進めた。

第1セットは、エース・中上烈(3年)の強烈なバックアタックが決まるなど、得点を重ねた。さらにサウスポーの大西風弥(3年)の攻撃も有効に決まるなど、14点差で圧倒した。大西は「リラックスしてプレーすることができた。守備面でも活躍したい」と語り、昨年はベンチから見ていた夢舞台で躍動した。

第2セットも猛攻は止まらない。序盤から5点を連取すると、一切のリードを許さず、試合を制した。

1回戦では、プレッシャーから思うような動きができなかった中上も調子を取り戻し「今後競った状態でも今日のような形ができるように調整していきたい」。1回戦後に自分の過去の動画を見て、プレーを修正した。7日は準々決勝まで2試合を行う過密日程。〝悲願〟の日本一へ大きな山を乗り越えるつもりだ。

洛南・細田哲也監督「初戦よりチームもリラックスしてプレーできていた。なんとかブロックで合わせ、粘り勝ちしたい」