「ジャパネット杯 春の高校バレー」第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会第1日(5日、東京体育館)女子1回戦で、富士見(静岡)が、健大高崎(群馬)に2-1で勝利した。2年生エースの福元さやかは「絶対に勝ってリベンジしたい気持ちがあった…

「ジャパネット杯 春の高校バレー」第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会第1日(5日、東京体育館)女子1回戦で、富士見(静岡)が、健大高崎(群馬)に2-1で勝利した。2年生エースの福元さやかは「絶対に勝ってリベンジしたい気持ちがあったので、良かった」と安堵の笑みを浮かべた。

第1セットは自分たちのプレーができず、23-25で落とした。第2セットは相手のエースにうまく対応し、ディフェンスを固めた上で福元らが躍動。平井梨々香(2年)らも強烈なスパイクで得点を重ね、25-16で取り返した。最終第3セットは、25-18で意地を見せて勝ち切った。

コートに立った選手のほとんどが下級生の若いチーム。ただ、健大高崎の3年生主体の勢いのあるプレーに飲まれることなく戦い抜いた。甲斐健悟監督は、「練習していることはお互いにある。最後に勝ち切れたのは、また一つ大きな成長かな」と評価した。

次戦は、昨年覇者の就実(岡山)。福元は、「今の自分が、トップのチームにどれだけ通用するかを、戦って感じたい」と意気込んだ。