「ジャパネット杯 春の高校バレー」第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会第1日(5日、東京体育館)女子の長岡商(新潟)が青森西と県立校同士の対決。長岡商が平均身長で上回る青森西をストレートで下した。「(県予選で負けて)インターハイに出…

「ジャパネット杯 春の高校バレー」第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会第1日(5日、東京体育館)女子の長岡商(新潟)が青森西と県立校同士の対決。長岡商が平均身長で上回る青森西をストレートで下した。

「(県予選で負けて)インターハイに出られず、春高にかけていた。つらい思いを乗り越えて勝つ喜びを味わえ、うれしい」。主将の加納理美(3年)は笑顔だ。

相手の強打を何度も好レシーブで拾ってつなぐと、直ちに複数のアタッカーが助走を始めるマルチ攻撃。セッター加藤沙恵(3年)の選択もさえ、次々に得点して波に乗った。

「うちの展開に持ち込めた」という加納は「自分は打つだけじゃなく、みんなが打ってくれるような1本目も役割。拾ってから打つまでの流れができた」と満足そうに振り返った。

午前8時開始の開会式直後の試合。「3週間前から朝早く起きて体が動くように準備してきた」そうで、ずっと5時半に起きて早朝練習を続けてきた。この日はさらに早く4時に起きたという。横浜隼人(神奈川)との対戦が決まった6日の2回戦も9時半開始の第1試合。「また早起きしなきゃ」とうれしそうに笑った。