「ジャパネット杯 春の高校バレー」第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会は5日、男女各52校が参加して東京体育館で開幕する。優勝の行方を展望した。【男子】3連覇に加え、夏の高校総体、東京選抜の主体として出場した秋の国民スポーツ大会(旧…
「ジャパネット杯 春の高校バレー」第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会は5日、男女各52校が参加して東京体育館で開幕する。優勝の行方を展望した。
【男子】3連覇に加え、夏の高校総体、東京選抜の主体として出場した秋の国民スポーツ大会(旧国体)との〝3冠〟を目指す駿台学園(東京)が大本命。197センチの川野琢磨(3年)ら多彩な攻撃陣をセッター三宅綜大(同)が操る。これを止めるのは国スポ準優勝の高川学園(山口)か、総体準優勝の東福岡か。将来有望な中上烈(3年)を擁する洛南(京都)、山本快(同)が率いる福井工大福井の戦いにも注目が集まる。
【女子】昨年優勝で、主要メンバーが残る就実(岡山)が国スポでも優勝。高校総体は各年代別の代表選手を計9人擁する金蘭会(大阪)が制した。この両者が争う展開となりそう。ここに総体4強の東九州龍谷(大分)や大阪国際らがどう絡むか。国スポ3位の八王子実践や大型選手がそろう下北沢成徳ら東京勢も力がある。九州文化学園で全国優勝15度の井上博明氏が監督となり、初出場を果たした西彼杵(にしそのぎ、長崎)が台風の目となるか。