WBSC公式選出の「プレー・オブ・ザ・イヤー」“日本唯一”の選出となった。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)公式X(旧ツイッター)は23日(日本時間24日)、自社X(旧ツイッター)を更新。WBSC「プレー・オブ・ザ・イヤー」トップ10を発…

WBSC公式選出の「プレー・オブ・ザ・イヤー」

“日本唯一”の選出となった。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)公式X(旧ツイッター)は23日(日本時間24日)、自社X(旧ツイッター)を更新。WBSC「プレー・オブ・ザ・イヤー」トップ10を発表。6位にはU-23の野球日本代表「侍ジャパン」の高橋隆慶内野手(JR東日本)が選ばれ、衝撃美技が改めて脚光を浴びている。

 高橋は「第5回WBSC U-23ワールドカップ」の日本代表として全8試合を「5番・三塁」でプレー。WBSCが6位に選出したのは、プエルトリコとの決勝戦で飛び出した。2-0で迎えた3回1死一、二塁。一打同点の場面で、中継映像も捉えられないほどの強烈な打球が三塁線を襲った。しかし、高橋はこれに反応。完璧なダイブで捕球すると、体を反転させて二塁へ転送。一塁走者をアウトにしてみせた。

 WBSCの公式Xは「なんというプレーだ! タカノリ・タカハシが見事にボールを掴み、ナイスプレーを披露した」と綴り、実況も「なんという見事なキャッチだ!」と唖然としていた。高橋の美技もあってこの回を無失点に抑えた日本は5-0で勝利。大会制覇を果たしている。

 高橋は中大4年時の昨年にプロ志望届を提出したが、指名漏れに終わった。その後はJR東日本へ進み、ポジションも捕手兼外野手から内野手に転向。まだ日は浅いにもかかわらず、“世界6位”に選ばれる美技を披露し、今大会では最優秀守備選手を受賞と、見事な活躍を披露した。(Full-Count編集部)