ジュビロ磐田は13日、DF小川大貴(33)の契約満了を発表した。 2014年に明治大学から入団した小川だが、元々は磐田の育成出身。今季を迎えたまでは磐田ひと筋のキャリアを紡ぎ、今年7月から出番を求め、ジェフユナイテッド千葉に期限付き移籍して…
ジュビロ磐田は13日、DF小川大貴(33)の契約満了を発表した。
2014年に明治大学から入団した小川だが、元々は磐田の育成出身。今季を迎えたまでは磐田ひと筋のキャリアを紡ぎ、今年7月から出番を求め、ジェフユナイテッド千葉に期限付き移籍していた。
千葉では明治安田J2リーグ13試合に出場。来年年1月31日までが千葉との期限付き移籍期間というなか、磐田が来季の契約を更新しない旨をアナウンスした。
下部組織時代を含め、磐田に17年在籍した小川はクラブ公式サイトに長文を寄せ、これまでを振り返りつつ、感謝の思いを綴っている。
「今シーズンを持ってジュビロ磐田を離れることになりました。ACNジュビロ沼津、ジュビロ磐田U-18時代を含め17年間本当にお世話になりました。夏に移籍する際にもお伝えさせていただきましたが、幼少期の頃からの夢である『ジュビロ磐田』でプレーできたことは、僕にとってかけがえのない日々であり夢のような時間でした」
「今回満了になることを告げられたとき、悔しさや寂しさなどの感情もありましたが、それ以上にたくさんの感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました」
「この11年間で、ジュビロを愛し、支え、鼓舞し続けてくれたたくさんのサポーターに出会えたこと、サッカーを通じてピッチ内外でたくさんの仲間に出会えたことに本当に感謝しています」
「振り返ると度重なる怪我やJ2降格など、難しい日々を過ごした期間の方が長いかもしれません。それでも挫けず常に前を向き仲間を信じ戦ってこれたのも、ジュビロ磐田というクラブが大好きであり、このクラブと共にさらなる高みを目指したいと思っていたからです」
「今はサポーターの皆さんが望んでいた状況ではないかもしれませんが、この状況をみんなで乗り越えてこそ見える素晴らしい景色が待っていると僕は信じています。クラブを信じ、選手を信じ共に戦い続けてください」
「最後に。ジュビロ磐田というクラブは、僕にとっての心のクラブです。どこに行こうと常に想い、応援し続けていきたいと思います。ただ一つ、最後にサポーターの皆さんに会えずに終わってしまったことはとても心残りですが、選手としてまたヤマハスタジアムのピッチに戻って来れることを目指して、これから頑張っていきたいと思います。また必ず会える日を信じて。17年間ありがとうございました!!」