ウェンデルケンは昨季、守護神も務めた(C)産経新聞社 シーズン3位から日本一を勝ち取ったDeNAは30日に横浜で日本一パレードを行った。 JB・ウェンデルケンが自身のSNSを更新。退団を示唆するコメントを掲載し、注目されている。【関連記事】…
ウェンデルケンは昨季、守護神も務めた(C)産経新聞社
シーズン3位から日本一を勝ち取ったDeNAは30日に横浜で日本一パレードを行った。
JB・ウェンデルケンが自身のSNSを更新。退団を示唆するコメントを掲載し、注目されている。
【関連記事】「取り組み方が甘い」――日本Sで出場機会ゼロ “ハマの黄金ルーキー”度会隆輝に飛んだ、元首位打者の厳しき言葉【独占】
ウェンデルケンは自身のインスタグラムを更新。その中で「ベイスターズファンへ 横浜で、ぶれることのない応援と、忘れられない思い出をありがとう。私はフィールドで全てを出したし、みなさんの愛を常に大事にしていきます」とした上で、続けて「この旅は思いがけない終わりを迎えるけれど、次に何が起きるか楽しみにしているよ。みなさんに多大なる敬意を」と記している。
2023シーズンからチームに加入した助っ人右腕は同シーズンは61登板で2勝2敗3セーブ、33ホールド、防御率1.66と勝ちパターンの一角を占め、シーズン終盤の9月には守護神を任されるなど、指揮官からの信頼も厚かった。
2シーズン目となった今季は右ひじの炎症で4月に離脱するも、28登板で1勝1敗16ホールド、防御率1.71の成績を残し、ソフトバンクと戦った日本シリーズ第4戦(みずほペイペイ)でも、5点リードの9回から登板すると、中軸の山川穂高、近藤健介を連続空振り三振に仕留めると、最後は今宮健太を遊ゴロに打ち取り、1回を2奪三振無失点。存在感を示していた。
「横浜を第2の故郷」とまで愛した助っ人の意味深メッセージにはファンの間からも「本当に悲しい」「あなたのことを絶対に忘れません」と波紋が拡がっている。
一方、今季はコンディション不良がありながらも、試合に出ればしっかりとしたパフォーマンスを示し、昨年は守護神を務めた経験もある右腕が市場に出るとなれば、興味を示す球団も出てきそうだ。
勝ちパターンを務められる安定した救援右腕はどの球団も求めるピースとあって、年俸などの折り合いもあるが、去就が注目される。
果たして来季も日本球界で腕を振る姿が見られるか。今後も動向が話題を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「フォードは打つ」助っ人移籍市場で評価急上昇 DeNA32歳内野手の去就 球界OBも着目する「欲しい球団」
【関連記事】在籍半年でも溢れた刺激 横浜フォードが米番組に明かした甲子園の“異様な光景”「10-2でもまだ球場が揺れているんだ」
【関連記事】「打球は確実に飛ばない」――DeNA助っ人が“飛ばないボール問題”に異論 セ首位打者も語った打感の変化「去年から打ちにくい」