11月30日(現地時間29日、日付は以下同)。「エミレーツNBAカップ」はグループリーグ6日目を迎え、クリーブランド・キャバ…
11月30日(現地時間29日、日付は以下同)。「エミレーツNBAカップ」はグループリーグ6日目を迎え、クリーブランド・キャバリアーズは敵地ステイトファーム・アリーナでアトランタ・ホークス戦に臨んだ。
両チームは28日にもキャバリアーズのホーム(ロケットモーゲージ・フィールドハウス)で対戦し、135-124でアウェーのホークスに軍配。そして30日の再戦でもホークスは6選手が2ケタ得点をあげて117-101で勝利。
ホークスではディアンドレ・ハンターが23得点5リバウンド、トレイ・ヤングが21得点11アシスト、ジェイレン・ジョンソンが20得点9リバウンド7アシストと活躍。イースタン・カンファレンス・グループCでトップの3勝1敗とした。
一方のキャバリアーズはダリアス・ガーランドがゲームハイの29得点に5アシスト、エバン・モーブリーが24得点12リバウンド、ドノバン・ミッチェルが12得点11リバウンド6アシスト2スティールを残すも今シーズン初の2連敗。
NBA歴代2位タイの開幕15連勝を飾ったものの、その後の5戦を2勝3敗と負け越してしまい、リーグトップこそ堅持するも17勝3敗となり、グループリーグでは1勝2敗の得失点差-1となったことで準々決勝進出の可能性が消滅した。
もっとも、開幕20戦で17勝3敗(勝率85.0パーセント)は見事な戦績で、このペースを維持できるのであれば、2008-09シーズンに記録したフランチャイズ史上ベストの66勝16敗(勝率80.5パーセント)を超える可能性がある。
ちなみに、『StatMuse』によると、直近10シーズンの開幕20試合を終えた時点で今シーズンのキャバリアーズを上回る戦績を残したのは3度。いずれもゴールデンステイト・ウォリアーズで、NBA記録の開幕24連勝を飾った2015-16シーズンの20勝0敗と、2014-15と2021-22シーズンに残した18勝2敗(勝率90.0パーセント)。
今もなお主軸を務めるステフィン・カリーを中心としたウォリアーズは、その3シーズンでいずれもNBAファイナルまで進出し、2015と2022年は優勝、2016年はファイナルでキャバリアーズに3勝1敗から3連敗を喫して3勝4敗で敗れていた。
【動画】73勝9敗を残した2015-16シーズンのウォリアーズの好プレー集!