男子テニスで世界ランク1位のJ・シナー(イタリア)は今季、四大大会2勝を含む8つのツアータイトルを獲得。マッチ73勝6敗という圧倒的な強さで歴史的なシーズンを過ごした。>>西岡 良仁vs望月 慎太郎 1ポイント速報<<>>【総選挙!みんな…

男子テニスで世界ランク1位のJ・シナー(イタリア)は今季、四大大会2勝を含む8つのツアータイトルを獲得。マッチ73勝6敗という圧倒的な強さで歴史的なシーズンを過ごした。
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23歳のシナーは今季、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)、Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)を含む8大会でタイトルを獲得。
6月には1973年にコンピューターによるランキング制度が導入されて以降、男女を通じて初となるイタリア人としての世界ランク1位の座に就くと、その後もこの座を譲ることなく、史上19人目の年間世界ランク1位に輝いた。
シーズン後半は他を寄せ付けず、優勝を飾った8月のシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)から、今シーズン最後に出場し母国の優勝に貢献した国別対抗戦 デビスカップファイナルズ ファイナル8(スペイン/マラガ、室内ハード)まで29勝1敗という成績を残した。
シーズントータルではマッチ73勝6敗(勝率92.4%)という成績を残したシナーだが、特筆すべきは1年を通して1度もストレート負けを喫さなかった点である。
これはオープン化以降、20試合以上に出場した選手としては2005年のR・フェデラー(スイス)に次ぎ、史上2人目の快挙となった。
ちなみに、2005年のフェデラーはマッチ81勝4敗(勝率95.2%)を記録。四大大会2勝を含む11個のタイトルを獲得している。
確固たる地位を築きつつあるシナーが来季はどのような活躍をみせるか、注目が集まる。

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