ソト争奪戦の行方が注目される(C)Getty Images ヤンキースから今オフFAとなったフアン・ソトの争奪戦が本格化し始めた。米メディア『New York Post』の敏腕記者であるジョン・ヘイマン氏は自身のXで、その行方について報じて…
ソト争奪戦の行方が注目される(C)Getty Images
ヤンキースから今オフFAとなったフアン・ソトの争奪戦が本格化し始めた。米メディア『New York Post』の敏腕記者であるジョン・ヘイマン氏は自身のXで、その行方について報じている。
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同氏は現地時間11月16日(日本時間17日)のXで「少なくともブルージェイズとレッドソックスのオーナーはフアン・ソトに対して直接プレゼンテーションを行ったが、複数のチームのオーナーはまだプレゼンテーションを行っておらず、今後数日中に行う予定だ」と投稿した。
同メディアはソトについて「このスーパースターがニューヨークかどこかで新たな契約を結ぶまでは、少なくとも他のフリーエージェントのうち何人かは、待機状態に陥ることになるかもしれない」と、今回のFA市場でソト獲得が最優先であると伝えている。
さらに「メッツとヤンキースの候補に挙がっている26歳は、1年前のオオタニ、そしてフリーエージェントで一世を風靡したアーロン・ジャッジのときと同じタイムラインにいるようだ」としている。
また「問題を複雑にしているのは、ソト獲得に動くブルージェイズなどのチームが昨シーズン、オオタニと契約していれば使えたはずの資金を、単純に他のチームに回さなかったという事実がある」とし、「今オフも同様で、ソトを逃した場合、ソトのために用意された資金の多くを懐に入れる球団も出てくるだろう」と推測した。
ソト争奪戦はニューヨークの2チームに加え、ブルージェイズとレッドソックスの4球団に絞られそうな気配だが、メジャー通算201本塁打を放っている若きスラッガーを獲得する球団はどこか。また、獲得できなかった3球団はどう動くのか。今後も目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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