早めにマッサージしています 日常生活を送るうえで、なくてはならない動作を日常生活動作(Activities of Daily Living;ADL)という。代表的なADLは食事,排泄,入浴です。これら基本的な動作の他に、複雑な手段としての応…

早めにマッサージしています

 日常生活を送るうえで、なくてはならない動作を日常生活動作(Activities of Daily Living;ADL)という。代表的なADLは食事,排泄,入浴です。

これら基本的な動作の他に、複雑な手段としての応用的動作として手段的日常生活動作(Instrumental Activities of Daily Living;IADL)もあります。その具体的な動作として家事や洗濯、お買い物が挙げられます。(*)

フレイル予防としてIADLをもっと増やすべきです。その屋台骨は「脚」と言っても過言ではないと思っています。

【関連記事】睡眠中に足がつるのはなぜ?「こむら返り」防止につながる食べ物も紹介

最近何かと忙しくなってきた私です。ウィークエンドジョガーに変身できる機会の捻出に一苦労しています。そこで余暇を利用した運動の代替として、日常生活の場で活動量を増やすことを試行錯誤~実行しています。
洗濯物を干す動作をジョギング前のウォームアップにストレッチ運動しています。だから時間のない私は、洗濯物を干す動作を筋トレ代わりにしています。

だから、一日中自分のからだを支えてくれた両脚の疲れを取るチャンスも捻出しています。

自宅の最寄り駅は急行電車も停まる。だけど帰宅時はわざわざ各駅停車に乗ることが多い。何故かというと空いているから。座席のお隣さんと間隔を置いて座ることが出来るので、ちょっと失敬してふくらはぎのマッサージができる。他の乗客の邪魔にならないように、片足を膝の上に載せて、ふくらはぎを交互にマッサージするのです。揉み解すだけではありません。ちょっと違います。足首を曲げ伸ばしすると、ふくらはぎの一部分が膨らんだり萎んだりする部位、いわゆる“凝り”に気付く。そこをしっかりと掴んで、足首を回し、さらに曲げ伸ばす。正直言って痛みが走ります。だけど心地イイ痛みです。無理な指圧は揉み返しを起こす可能性が大です。けど、そこは自己責任と我慢してマッサージを続けます。そしてその手を休めた直後に訪れる気持ち良さ。だるさが取れて、血行が回復される瞬間だ。ホッとする快感は何とも言えません。

駅から歩いて自宅まで帰る道のりは、この脚のリカバリーで乗り切るのです。ウォーキングスタイルを極力維持しながら、今日一日の締めくくりの運動負荷を掛ける。家に着いてシャワーを浴びれば、ジョギング代わりの運動習慣をなんとか維持できたと、自分一人で勝手に満足しています。

ふくらはぎの凝りは、突然の夜間覚醒につながるこむら返りの原因にもなる。日中の水分補給とマッサージ。そして足を高くして眠ることも良さそうです。
疲れた脚への自己流メンテナンスです。

【出典】
(*)健検マスター検定公式テキスト〈健康マスター・エキスパートコース〉
100年ヘルスケアバイブルⅡ 健康格差縮小の取り組み

[文:健康わくわくサイト]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

【関連記事】自覚症状が無くても尿は気づいてる。健康診断で早期発見・早期治療

【関連記事】「座席争い」に敗れても疲れないつり革の持ち方!通勤時の疲労を減らしてパフォーマンスを上げよう!

【関連記事】「こむら返り」は体からの危険信号

株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸

岡本 頼幸

幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 ~ 免疫検査を通しての患者様への想い ~ 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。