10月20日、B1西地区の名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、今シーズン限りでの現役引退を表明している中務敏宏が、同日に行われ…

 10月20日、B1西地区の名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、今シーズン限りでの現役引退を表明している中務敏宏が、同日に行われた「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン」B1第3節の茨城ロボッツ戦にて、個人通算500試合出場を達成したことを発表した。

 大阪府出身で現在38歳の中務は、188センチ85キロのシューティングガード兼スモールフォワード。府立八尾高校から筑波大学へと進学し、パナソニックトライアンズでキャリアをスタート。その後、和歌山トライアンズ、西宮ストークス(現:神戸ストークス)を経て、2016年のBリーグ開幕以降は名古屋D一筋でプレーしてきた。

 “現役ラストイヤー”と公言して臨んでいる今シーズンはリーグ戦3試合目で初出場。20日の茨城戦第4クォーター途中からコートに入り、これがBリーグ開幕前のNBL時代を含め通算500試合出場の節目となった。

 2016年に開幕したBリーグでは、ここまで通算9シーズンでレギュラーシーズン273試合出場702得点221リバウンド102アシスト、3ポイント成功率35.7パーセント(154/431本)を記録。

 中務は今回の発表に際し、自身のSNSを通じて「キャリアのシーズン平均30試合程度しか出場しないのに、こんな記録を達成するチャンスが巡ってくるとは思ってもいませんでした。サポートしてくださったすべての方々に感謝です」と謝辞を綴った。