8連勝で80勝に到達し、岩本(10)とタッチを交わす広島・緒方監督=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】終盤の猛攻を仕掛…

8連勝で80勝に到達し、岩本(10)とタッチを交わす広島・緒方監督=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


終盤の猛攻を仕掛けた広島東洋が9対5で中日に逆転勝利を収め8連勝。岩本の今季1号が決勝3ランとなり、セ・リーグ連覇に向けた優勝マジックを「6」に減らした。

 広島東洋の先発は今季12勝5敗、防御率3.61の岡田。対する中日は同2勝1敗、防御率2.30の三ツ間がプロ初先発のマウンドに。点の取り合いとなったこの試合は広島東洋が先手を奪う。1回表、2死3塁の場面で4番・松山が先制のタイムリーを放つと、続く2回表は2死から8番・野間が安打と盗塁で得点圏に進み、投手の岡田が今季8打点目となるタイムリーをセンターに弾き返して加点した。

 中日の反撃は2回裏、中日は球団の新人最多安打記録に「8」と迫る京田のタイムリー2塁打で1点を返すと、次打者・亀澤のセカンドへの打球が相手の失策を誘う間に逆転に成功。3回裏に遠藤のタイムリー2塁打で1点を加え、6回裏には京田に2本目のタイムリー。期待のルーキーの活躍で中日が勝利を大きく手繰り寄せたかと思われたが、広島東洋が首位の実力を見せつける。

 2点を追いかける7回表、先頭打者の安部がライト線へ2塁打を放つと、松山がこの試合3本目となるタイムリーで1点差に。続く西川が内野安打で好機を広げると、「6番・一塁」でスタメン出場の岩本がセンターバックスクリーンのぎりぎりに運ぶ今季1号の3ランで逆転。さらに8回表には松山が1試合4本目となるタイムリーなどで2点を追加しダメを押した。

 敗れた中日は今季の負け越しが決定。先発・三ツ間が5回3失点で勝利投手の権利を得て降板するも、3番手の谷元が逆転の一発を被弾。4番手の福も2失点で反撃の機会を失った。