【愛媛】FC今治は14日、明治安田J3をホームで松本と戦い1―1で引き分けた。これで12試合連続負け無し(9勝3引き分け)。J2自動昇格圏内の2位を保持したが、3位富山との勝ち点差は4に縮まった。 前半13分、自陣右サイドを崩された後にミ…

 【愛媛】FC今治は14日、明治安田J3をホームで松本と戦い1―1で引き分けた。これで12試合連続負け無し(9勝3引き分け)。J2自動昇格圏内の2位を保持したが、3位富山との勝ち点差は4に縮まった。

 前半13分、自陣右サイドを崩された後にミドルシュートを許して失点。だが19分、右からのクロスをウェズレイ・タンキ選手が頭でたたきつけて追いついた。

 3試合連続ゴール中で、攻撃の中心となっていたマルクス・ヴィニシウス選手が欠場したせいか、ボールを速く前線へ送る場面は少なかった。ここ2試合で見せていた積極的なシュートは少なかった。後半はほとんど好機を作れなかった。

 服部年宏監督は「攻撃のミスが多かった。奪ったボールのロストが多く、自分たちでリズムを壊した」と振り返った。

 残り10試合。1位大宮との勝ち点差は13に広がった。途中出場した37歳のベテラン三門雄大選手は「うまくいかない時に、泥臭くても得点する強さが出てこないとだめ」と話した。(中川壮)