完封で5勝目を挙げ、捕手田村からウイニングボールを受け取るロッテ・涌井=ZOZOマリン【写真提供:共同通信社】千葉ロッテ…

完封で5勝目を挙げ、捕手田村からウイニングボールを受け取るロッテ・涌井=ZOZOマリン【写真提供:共同通信社】


千葉ロッテの涌井が2日の北海道日本ハム戦(ZOZOマリン)で9回5安打無失点の好投で今季5勝目。2011年以来、自身6年ぶりの完封勝利をマークした。

 「今日はすごい涼しかったので、体も何の心配もなく、 徐々に体もあったまって良い投げ方になってきたので、まだまだいけるなと思って投げていました」と涌井。初回から4回までは毎回安打を許したが、その中でも尻上がりに調子を上げ、5回から8回までは無安打に抑え、9回にはこの試合最速の150キロをマーク。計120球を投げて7奪三振。移籍後初の完封勝利に「たぶんファンのみなさんも、そろそろ点取られるんじゃないかって見ていたんじゃないかと」と言いながらも、「だんだん1イニングずつ、ファンの方の声援がすごく大きくなっていったので、改めてマリーンズファンすごいなって思って投げてました」と試合後のお立ち台で本拠地ファンに頭を下げた。

 FA移籍2年目の2015年に15勝を挙げて2007年、2009年以来、自身3度目の最多勝のタイトルを獲得。昨季も10勝を挙げて自身7度目の2ケタ勝利をマークした。だが今季は開幕2連敗スタートから黒星が先行し、チームが低迷する中で好投してもなかなか白星が付かなかった。だが完封すれば援護点は少なくても勝てる。お立ち台の上では「普通の1勝だと思います」と素っ気なかったが、改めて自身の力を証明したマウンドとなった。