鳥の大群がグラウンドを低空で旋回する中、キャッチボールをする西武の中堅手秋山=Koboパーク宮城【写真提供:共同通信社】…

鳥の大群がグラウンドを低空で旋回する中、キャッチボールをする西武の中堅手秋山=Koboパーク宮城【写真提供:共同通信社】
0.5差で迎えた東北楽天と埼玉西武の2位争いは、8対8のまま8回終了時点で降雨コールドの引き分け。勝負は明日の第3戦へと持ち越された。
東北楽天は6連敗を止めるべく投打ともに気合いが入っていた。先発の美馬は、1回表に自らの牽制球でピンチを脱し、2回表には無死満塁を無失点で切り抜けるなど、苦しくも頼もしい立ち上がりだった。打線もまた1回裏、先頭のオコエが先発・岡本の死球により出塁すると、続く岡島のバントを三塁手の呉が悪送球、ここで1塁走者のオコエが一気に本塁生還して先制、さらにペゲーロが左翼スタンドへ24号2ランを放ち、3点を先制した。4回表に埼玉西武は呉の適時3塁打で1点を返すが、直後の4回裏に東北楽天は枡田の敵失と嶋の適時打で再度3点差に広げるなど、打線も美馬の粘投に応える。
ところが5回表に落とし穴があった。まずは浅村の右翼ポール付近への16号2ランで1点差、さらに2死から外崎、呉、岡田の3連打で逆転を許してしまった。美馬は5回に失点が多いというデータ通りの逆転劇だった。さらに6回表、2番手・高梨は2死走者なしから、振り逃げと安打で1、2塁のピンチを迎え、続く山川がバックスクリーンに13号3ランを叩き込み、4点差とした。
その後、雨足が強くなり7回表終了時に中断、さらに鳥の群れがグラウンドを飛び回って再開できず、照明を消すなどという珍事も起こり、約1時間後に試合は再開。この中断で流れが変わると、8回裏のマウンドに上った埼玉西武の4番手・シュリッターに対し、イニング途中から先刻以上に強い雨が降る中、東北楽天打線が2死走者なしから満塁の好機を作り、オコエのタイムリー2塁打、さらに岡島が2点タイムリーで続き、土壇場の集中打で同点。試合は9回表を始めることなく、そのまま降雨コールドで引き分けとなった。