大谷翔平は後半戦スタートでエンタイトル二塁打を放った(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平が現地時間7月19日(日本時間20日)、本拠地でのレッドソックス戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数1安打の成績だった。チーム…

大谷翔平は後半戦スタートでエンタイトル二塁打を放った(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間7月19日(日本時間20日)、本拠地でのレッドソックス戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数1安打の成績だった。チームは8回にフレディ・フリーマンの15号グランドスラムが飛び出して、4-1で逆転勝利を収めている。試合後はドジャースタジアム上空にドローンが飛ばされる演出で勝利に花を添えた。

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 大谷は3打席連続三振のあと、0-1で迎えた8回一死一塁の第4打席、3番手のブレナン・ベルナルディノから左翼へのエンタイトル二塁打を放って出塁。その後、ウィル・スミスが申告敬遠で一死満塁となると、フレディ・フリーマンが右翼席へ15号満塁弾を放ち、ドジャースが一挙4得点で逆転した。

 相手の先発はメジャー8年目右腕のニック・ピベッタだった。今季は14試合に登板し4勝6敗、防御率4.18という成績で、大谷との過去の対戦では9打数4安打、2本塁打、3打点と好相性だったが、3三振を喫した。

 テキサス州アーリントンで行われたオールスターゲームでは球宴初となる先制3ランを放った。2日間の休養をはさみ後半戦がスタート。前半戦最後の試合は2試合連続マルチ安打を記録し、試合前まで94試合に出場し打率.316、29本塁打、69打点の成績だった。

 盗塁数も23盗塁をマークしている大谷。自身初の「30-30」(30本塁打・30盗塁)へ向け、まずは本塁打数をクリアしたいところだ。後半戦の初戦で4年連続4度目の30号とはならなかったが、最終打席で結果を残し、チームの勝利に貢献した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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