卓球の「WTTスターコンテンダー リュブリャナ」は16日、女子シングルスの決勝が行われ、世界ランキング28位のプリティカ・パバド(フランス)は同5位の早田ひな(日本生命)と対戦。0-4のストレートで敗れ準優勝となった。◆早田ひな、旋風の仏1…
卓球の「WTTスターコンテンダー リュブリャナ」は16日、女子シングルスの決勝が行われ、世界ランキング28位のプリティカ・パバド(フランス)は同5位の早田ひな(日本生命)と対戦。0-4のストレートで敗れ準優勝となった。
◆早田ひな、旋風の仏19歳に敬意「素晴らしいプレーをした」 2冠獲得にエースの貫録「4-0で勝つにはどうするかを考えた」
■「19歳のセンセーション」
第1シードの早田の前に最後は力尽きたものの、今大会のパバドは快進撃を見せた。
フランスの19歳は前週の「WTTコンテンダー ザグレブ」でも逆転勝ちしていた伊藤美誠(スターツ)相手にラウンド16で勝利を飾ると、ベスト8では平野美宇(木下グループ)を圧巻のストレートで撃破。そのまま世界7位のシン・ユビン(韓国)も下し、早田の待つ決勝へとたどり着いた。
WTT公式もこの戦いぶりには称賛を送り、「パバデは今週、ミマ・イトウ、ミウ・ヒラノ、シン・ユビンを抑えて初のシニア決勝へ進出。次から次へと話題をさらい、おとぎ話のような結末まであと1勝に迫った」とその奮闘を評価。
さらに、「この19歳のセンセーションはWTTスターコンテンダーリュブリャナ2024の思い出」、「魔法のような準優勝を果たし、名声を得た大会として記憶に残るだろう」と続け、そのインパクトを伝えている。
現在は世界ランキング28位のパバドだが、ランクアップは確実。平野、伊藤という黄金世代を2人倒すなど今後に向けて日本の脅威となる存在になりそうだ。
◆早田ひな、旋風の仏19歳に敬意「素晴らしいプレーをした」 2冠獲得にエースの貫録「4-0で勝つにはどうするかを考えた」