6回3失点の粘投も菊池雄星が今季4敗目を喫した(C)Getty Images  ブルージェイズの菊池雄星が現地時間5月21日(日本時間22日)、本拠地でのホワイトソックス戦に先発登板。6回101球を投げて5安打3失点(…

 

6回3失点の粘投も菊池雄星が今季4敗目を喫した(C)Getty Images

 

 ブルージェイズの菊池雄星が現地時間5月21日(日本時間22日)、本拠地でのホワイトソックス戦に先発登板。6回101球を投げて5安打3失点(自責2)で今季4敗目を喫した。チームは0-5で敗れている。

【動画】投球分析家も称賛!菊池雄星が投じた最高のカーブボール!

 

 初回、先頭のトミー・ファムから134キロのカーブで空振り三振を奪うと、続く2番のアンドルー・ボーンは右飛で2アウトに仕留めたが、安打と四球で二死一・二塁と得点圏に走者を置いてしまう。しかし、5番のコーリー・ジュルクスを遊ゴロに仕留めてこのピンチを切り抜けた。

 投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のXで、先頭打者を空振り三振に切って取った映像を添えて「ユウセイ・キクチ、83マイル(134キロ)の最高のカーブボール」と称賛した。

 2回は先頭打者を三塁手の失策で出塁させると、犠打で送られて、二死二塁からニコラス・ロペスに適時打を許して1点を先制されてしまう。

 3回と4回は無失点で終えたが、5回に一死から四球と二塁打で一死二・三塁とピンチを背負ってしまう。続く打者は空振り三振に切って取り二死としたが、ジュルクスには左翼へ運ばれる適時打で2点を追加されてしまった。

 6回は三者凡退に抑えたものの、この回でマウンドを降りた。菊池は開幕戦以来となる今季最多タイの3四球を与えたが、QS(クオリティースタート)は達成した。防御率は「2.64」となっている。

 4月22日以降、5登板連続で白星をつかめなかった左腕は、試合前の時点での5月の防御率は「1.96」と1点台の好成績となっている。前回登板の15日(同16日)のオリオールズ戦は5回途中6安打1失点と好投したが勝敗はつかなかった。

 この日もクオリティースタートを達成したものの、打線は2安打無得点で援護がなかった。次戦こそ3勝目を手にしたいところだ。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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