<イースタン・リーグ:日本ハム3-7DeNA>◇25日◇鎌ケ谷巧みな技術が光った。DeNA筒香嘉智外野手(32)が25日、イースタン・リーグ日本ハム戦(鎌ケ谷)に「4番左翼」で先発し、復帰後3試合目で初めて守備についた。3打席目の6回2死に…

<イースタン・リーグ:日本ハム3-7DeNA>◇25日◇鎌ケ谷

巧みな技術が光った。DeNA筒香嘉智外野手(32)が25日、イースタン・リーグ日本ハム戦(鎌ケ谷)に「4番左翼」で先発し、復帰後3試合目で初めて守備についた。3打席目の6回2死には、日本ハム左腕の松浦に追い込まれながらも、外角低めへのスライダーに腕を伸ばした。体勢を崩し、バットを投げ出すようにして低めの変化球を捉えた。

1打席目は空振り三振、2打席目は一飛で、3打数1安打で予定通り途中交代。2回に打球が飛んできた唯一の守備機会も難なくこなした。技ありの一打にも笑顔はなく「日に日に良くなってますけど感覚的にはまだまだ。ボールの見え方は悪くないけど、海外と日本の投手の違いはすごく感じてますし、その辺の感覚が戻ってない」と課題を強調した。

ここまでファーム3試合に出場して11打席に立って8打数2安打。「(1軍は)そんなに甘い世界じゃないと思ってますし、まだ日本の時間に合ってないような感覚がある」。日本と米国の時差による感覚のズレと向き合いながら、焦らずに地に足をつけて調整を進める。【小早川宗一郎】