プロ野球元阪神タイガースで野球解説者の桧山進次郎さん(54)が教える朝日新聞キャッチボール教室(朝日新聞社、西四国朝日会主催)が3日、愛媛県新居浜市平形町の国領川緑地グラウンドであった。小学生ら72組計約150人が参加。熱心に指導する桧山…

 プロ野球元阪神タイガースで野球解説者の桧山進次郎さん(54)が教える朝日新聞キャッチボール教室(朝日新聞社、西四国朝日会主催)が3日、愛媛県新居浜市平形町の国領川緑地グラウンドであった。小学生ら72組計約150人が参加。熱心に指導する桧山さんと一緒に野球を楽しんだ。

 現役時代に「代打の神様」と呼ばれた桧山さんは最初にティーバッティングを披露。現役と変わらぬフォームで打撃を披露すると、拍手と歓声がわいた。参加者は、9分割の的に球を当てる「ストラックアウト」とティーバッティング、キャッチボールの3種類の練習に参加。桧山さんは順に指導して回った。

 今治市立日高小学校2年の田口瑛大さん(8)は所属する少年野球チーム「立花ヤングスターズ」のユニホーム姿で父と参加。桧山さんと1対1でキャッチボールをし、「ゴロの捕り方がうまいとほめられました。桧山さんは格好良かったー」と話した。

 桧山さんは「皆さんとても元気が良くて上手なのでびっくりしました。こうやってボールに触れて楽しんで、スポーツや野球に興味を持ってくれたらうれしいです」と語った。(堀江泰史)