韓国・釜山で開催中の「世界卓球2024 団体戦」は24日、決勝が行われた。日本女子は中国と対戦し、2-3で敗れたものの、銀メダルを獲得した。◆平野美宇、パリ単代表当確に中国も注目「天才少女は五輪で再び台頭するか?」 23歳の“紆余曲折”を振…
韓国・釜山で開催中の「世界卓球2024 団体戦」は24日、決勝が行われた。日本女子は中国と対戦し、2-3で敗れたものの、銀メダルを獲得した。
◆平野美宇、パリ単代表当確に中国も注目「天才少女は五輪で再び台頭するか?」 23歳の“紆余曲折”を振り返る
■圧巻の全試合勝利
平野美宇は、2番手で勝利した早田ひなに続いて出場。
陳夢を破った同級生からバトンを引き継いだ23歳は、世界ランク2位の王芸迪相手に序盤から主導権を握る。得意のバックハンドやスピンの利いたサーブ、巧みなレシーブも冴え、中国勢相手に3-0のストレート勝利を決勝の舞台で成し遂げた。
WTT公式も早田に続いた平野の活躍を絶賛。「試合の重要な局面で出場したヒラノは日本の驚異的な戦いのなかで自分の章を築く準備ができていた」とし、「十分以上の成果を上げた」とその戦いぶりを評している。
また、平野は第3ゲーム一時は王芸迪相手にビハインドを許す場面も見られた。それでも今大会通して光った粘り強さで形成を逆転。「ヒラノは反撃して見事な勝利をつかみ取った」と圧巻のストレート勝ちを振り返っている。
今大会は早田ひなと並び、全試合に出場し勝利をつかんだ平野。パリ五輪ではシングルスにも出場する23歳が確かな足跡を残した。
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(Y.Imoto/SPREAD編集部)