9回中日1死三塁、中前にサヨナラ打を放ち、ガッツポーズで一塁へ向かう大島=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】中日が6対…

9回中日1死三塁、中前にサヨナラ打を放ち、ガッツポーズで一塁へ向かう大島=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


中日が6対5で広島東洋にサヨナラ勝ち。9回裏に大島が決勝タイムリーを放ち、連勝を3に伸ばした。

 先発は今季1勝0敗、防御率2.00の八木と、同6勝5敗、防御率3.88の九里。“鯉キラー”の異名をとる八木だったが、この試合は広島東洋の打線が序盤に捕まえた。

 まずは初回、エルドレッドと新井の連続タイムリーで2点を先制。1点を返された直後の2回表には鈴木がライナーでレフトスタンドに突き刺す24号3ランを放ち、昨季まで苦手としていた八木を2回でマウンドから引きずりおろした。しかし、2連勝中の中日もすぐさま反撃に出る。2回裏、藤井と堂上の連打に松井雅が四球を選んで無死満塁。ここで代打・遠藤がライトへタイムリーを放つと、続く京田のセカンドゴロの間に1点を返す。3回裏に福田のタイムリーで1点差に迫ると、5回裏にはビシエドの3塁打で作った好機に藤井の内野ゴロで同点に追いついた。

 両先発の降板後はリリーフ陣が好投する。中日は3回表から祖父江、伊藤、又吉がそれぞれ2イニングを無失点。追いつかれた広島東洋も中田から一岡、ジャクソン、中崎のリレーで譲らない。延長戦も近づいてきた終盤で先に好機を作ったのは広島東洋。9回表、先頭打者の田中が四球で出塁すると、菊池のセーフティバントで無死1、2塁とする。しかし、このピンチを招いた竜の守護神・田島が丸と鈴木を2者連続の空振り三振に切ってとると、最後はエルドレッドをセンターフライに仕留めた。

 田島が絶体絶命の危機を脱して迎えた9回裏、中日は先頭打者の代打・谷が左中間を破る2塁打で出塁すると、続く京田がきっちり犠打を決めて3塁に。ここで打席に立った大島が、3球目をセンターに弾き返し、最大4点ビハインドの状況をはね返しての価値ある1勝を掴み取った。

 一方、敗れた広島東洋は守護神・今村が踏ん張りきれず今季3敗目。打線も3回以降は2安打と奮わなかった。