J1の川崎フロンターレのベースボールユニフォームが波紋を広げている。スタッフが忍ばせた遊び心に、ファンが敏感に反応して…
J1の川崎フロンターレのベースボールユニフォームが波紋を広げている。スタッフが忍ばせた遊び心に、ファンが敏感に反応しているのだ。
近年のJリーグでは、各クラブが野球タイプのユニフォームを制作して人気を呼んできた。クラブによってはアイスホッケー型の大きめのユニフォームやラガーシャツも販売し、やはり人気を博している。
2024年シーズン開幕を前にして、各クラブの新ユニフォームが出そろっている。その中でも心逸る川崎は、早くもベースボールユニフォームも発表。そのデザインは、発表直後から話題になってきた。
川崎が意識しているかどうかは不明だが、発表されたデザインはプロ野球・パシフィックリーグの埼玉西武ライオンズを彷彿とさせるのだ。むしろ、3年連続で日本一になった1980年代の黄金時代のライオンズのユニフォームに、酷似していると言った方がいい。
発表当初から、ファンのみならず多方面からライオンズのユニフォームにそっくりだとの声が上がっていた。だが、2月13日の販売開始に合わせてクラブのSNSに投稿された写真は、もはや革新犯的なスタッフの遊び心をにおわせるものだった。
投稿された写真は、水色の1stと、白の2ndモデル。やはりライオンズ色の強さは否めず、「買います! 清原で!」「工藤の47かなー」「41にしようかと思ってるんだけど、家長というより渡辺久信になってまう」「39デストラーデ」などと、往年の名手たちの背番号を希望する声が続いた。
■「松坂大輔とカブレラやないか」
さらには、鋭い洞察の声も続いた。1stモデルの背番号は18になっており、今季のチームではバフェティンビ・ゴミスが背負っているのだが、2ndモデルの「42番」は今シーズン、トップチームでは誰もつけていない。
そこで上がったのが、こんな声だった。
「ところで写真の42ってカブレラを意識してる!? でも黄金期じゃないのだが…」
「18は松坂で、42は誰だろと思ったらアレックスの方のカブレラだった」
「松坂大輔とカブレラやないか」
「松坂とカブレラやんけ」
「(アレックス)カブレラだ」
カブレラと言えば、川崎のマスコットのひとり。黄金時代ではなかったものの、2001年から2007年にライオンズに在籍し、背番号42をつけたアレックス・カブレラ氏にかけたのだろうというのが、ファンの推察だった。
川崎の今季J1ホーム開幕戦では、始球式に野球の日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督が招かれる。川崎市出身という縁があってのことだが、遊び心満載の川崎がさらにどんな動きをするのか、今後も目が離せない。