世界陸上ロンドン大会で8月8日に男子400メートル決勝が行われた。前回王者のウェイド・ファンニーケルク(南アフリカ)が貫禄の走りを見せ優勝。大会連覇を果たしている。リオデジャネイロ五輪でマイケル・ジョンソンの持っていた世界記録を17年ぶりに…
世界陸上ロンドン大会で8月8日に男子400メートル決勝が行われた。前回王者のウェイド・ファンニーケルク(南アフリカ)が貫禄の走りを見せ優勝。大会連覇を果たしている。
リオデジャネイロ五輪でマイケル・ジョンソンの持っていた世界記録を17年ぶりに更新し、ポスト・ボルトの一番手に躍り出たファンニーケルク。今大会では200メートルと400メートルにエントリーしている。
まずはメイン種目である400メートル。スタートから快調なペースで走り続けた。3コーナーから順位を上げていき、最後の直線に向くときは先頭。そのまま陰も踏ませず逃げ切った。
「陸上界で最もグレートな選手のひとりに挙げられたとしても、その評価を具体的なものとするため、パフォーマンスを見せられるかどうかは別な話だ。パフォーマンスを維持していくことに大きな責任があるのは分かっている。成長を続けて素晴らしいパフォーマンスを継続し、メダルを獲り続けなければならない」
今後の陸上界を代表する顔としても期待されるファンニーケルク。「過去の偉大な先人たちが残した遺産を引き継いで、陸上界を発展させていくことが大事だ」と抱負を語った。
ウェイド・ファンニーケルク(2017年8月8日)(c)Getty Images