1月15日(現地時間14日、日付は以下同)。デトロイト・ピストンズとワシントン・ウィザーズの2チーム間でトレードが成立し、計…

 1月15日(現地時間14日、日付は以下同)。デトロイト・ピストンズとワシントン・ウィザーズの2チーム間でトレードが成立し、計4選手とドラフト指名権が動いた。両チームによるトレードの詳細は下記のとおり。

■ピストンズとウィザーズのトレード詳細


<ピストンズ獲得>

ダニーロ・ガリナーリ(フォワード)

マイク・マスカーラ(センター)

<ウィザーズ獲得>

マービン・バグリー三世(フォワード-センター)

アイザイア・リバース(フォワード)

ドラフト2巡目指名権2本(2025、2026年)


 15日を終えた時点でウィザーズはイースタン・カンファレンス14位の7勝31敗、ピストンズはイースト最下位となる15位で、リーグ全体でもワーストとなる3勝36敗と低迷中。

 今回のトレードで移籍した4選手のうち、バグリー三世を除く3選手の契約は今シーズン終了後に満了。ピストンズは3ポイントシュート成功率34.4パーセントでリーグワースト3位、平均10.6本成功はリーグワーストに沈んでおり、キャリア10年以上を誇り、シュート力のあるベテランビッグマン2人をロスターへ加えた。

 一方のウィザーズは、将来のドラフト2巡目指名権2本と2選手を放出し、24歳のバグリー三世、複数のポジションをガード可能な25歳のリバースを獲得。

 なかでもバグリー三世は2018年のドラフト1巡目全体2位でサクラメント・キングスから指名されたビッグマンで、ルーキーシーズンに平均14.9得点7.6リバウンド1.0アシスト1.0ブロックを残し、オールルーキーファーストチームに選ばれた。

 だがキャリア6年目の今シーズンはここまで26試合の出場で平均18.4分10.2得点4.5リバウンド1.0アシストを残すも、昨年12月以降はローテーションから外れるなど出番が限定されていた。