下北沢成徳2-1横浜隼人(6日、春高バレー女子準々決勝)ヒヤリとした準々決勝だった。3冠を狙う下北沢成徳(東京)は第1セ…

下北沢成徳2-1横浜隼人(6日、春高バレー女子準々決勝)

ヒヤリとした準々決勝だった。3冠を狙う下北沢成徳(東京)は第1セット、粘りのレシーブで食い下がる横浜隼人(神奈川)に強打がなかなか決まらず、ジュースの末に28―30で失った。

予兆はあった。午前中に行われた進徳女(広島)との3回戦、マッチポイントを握ってから3連続得点を許す。「勝ったと思ってしまって緩んだ。それを引きずった」と伊藤崇博監督。エースのイェーモンミャら主力のほとんどが2年生というもろさが露呈した。

「やるしかない、気持ちで1点を取ろう」。先発で唯一の3年生、内沢明未(あみ)主将が第2セット前に活を入れるとアタッカー勢が息を吹き返し、第2、3セットを連取。逆転で4強に駒を進めた。

昨夏の総体、昨秋の国体を制して優勝が本命視される下北沢成徳だが、2年生にとって「春高」は初めての舞台。「(2年生は)力がすごくある。力を発揮できるように支えている」と内沢。プレー面でもリベロとして陰で支える。

成長を促すため、あえて第2セットの前に声をかけなかったという伊藤監督。「『苦しみながら勝っていく』というのは小川良樹前監督が言っていたこと。明日は修正すると思う」と前を向いた。イェーモンミャは「今日の試合も明日につながる」と力を込める。若いチームにとって一試合一試合が成長の糧となる。(石原颯)