「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会（産経新聞社など主催）の男女…
「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会（産経新聞社など主催）の男女の２回戦が５日、東京体育館（東京都渋谷区）で行われた。京都府代表の女子・京都橘は進徳女（広島）に敗れ、３回戦へは進めなかった。
京都橘は持ち味の全員攻撃と全員守備、セッターを起点とした高さと機動力を生かした「高速立体バレー」を武器に進徳女に挑んだが、フルセットの激闘の末に惜しくも敗れた。
第１セットは序盤で先制されるも、エースで主将の石倉想（こころ）（３年）の強烈なスパイクで勢いをつけ、立石裕美子（３年）や岩本姫季（２年）の高さのある攻撃やブロックで得点を重ねセットを先取した。
第２セットは、セッター川岸夕紗（ゆうさ）（２年）を起点にした多彩な攻撃で序盤の劣勢から追い上げをみせる。しかし最終盤で点差を付けられ、セットを落とした。
第３セットも序盤でリードを許すが、約１００人の吹奏楽部の応援に背中を押され、平野佐奈（２年）がサービスエースを決めるなど中盤で盛り返し、一歩も譲らない展開に。しかし最後はネット際のボールを押し込まれ、涙をのんだ。
