4日に東京体育館(東京都渋谷区)で開幕した「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第76回全日本バレーボール高等…

4日に東京体育館(東京都渋谷区)で開幕した「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)で、大阪府代表の男女3校が1回戦に登場し、いずれも2回戦に進んだ。優勝候補の女子・金蘭会は三重(三重)に快勝。男子は昇陽が土浦日大(茨城)に勝利、清風も花巻東(岩手)を下した。女子の大阪国際滝井・大阪国際は5日の2回戦から出場する。

清風 堅実な試合運び

9年連続31度目の出場となった清風は、堅実な試合運びで実力を発揮し2回戦に駒を進めた。

第1セットでは、序盤はサービスエースを取られるなど一進一退の展開となったが、アウトサイドヒッターの山岸紘大(2年)の時間差攻撃や同じくアウトサイドヒッターの主将、辻琉月(りゅうが)(3年)の強烈なスパイクや高さのある堅実なブロックなどで得点を重ね、25―15で、危なげなくセットを先取した。

第2セットの序盤はサーブミスが続く場面もあったが、山岸のサービスエースできっちりと流れをつかむ。何とか反撃の糸口をつかもうとする花巻東の攻撃をブロックやレシーブで封じ、試合の主導権を渡さなかった。ビヴォーネフランチェスコ武彦(2年)のクイックもさえわたり、25―17で勝利を収めた。

昇陽 巧みな攻撃

2年連続2度目の出場となった昇陽は、昨年の全国高校総体(インターハイ)でもフルセットの激闘を演じた土浦日大をストレートで下した。エース・小山海皇(みこと)(3年)を軸としながらも、全員バレーでバリエーションある攻撃を展開し、2回戦進出を果たした。

第1セットでは、小山が3枚ブロックをかわしてスパイクを決めるなど、終始優位に試合を運ぶ。寺林和博(3年)の巧みなトス回しも光り、25―21でこのセットを先取した。

第2セットは中盤まで一進一退の攻防が続いたが、仲村正也(3年)や小山の巧みなフェイントが決まるなど多彩な攻撃で流れを引き寄せる。大鍋勇馬(3年)も要所で鋭いスパイクを放つなどして躍動し、3連続ポイントで土浦日大を突き放した。持ち前の粘り強い守備で相手エースの爆発もなんとか防ぎ、25―23で試合を制した。

金蘭会「いつも通りに」

4度目の春高制覇をねらう金蘭会は、拾ってつなぐ粘りのバレーを軸に、高さを生かしたキレのあるスパイクなどで攻守ともに躍動し、三重をストレートで下した。

第1セットでは、序盤から緩急のある攻撃で連続得点。けがから復帰したアウトサイドヒッターの上村杏菜(3年)の跳躍力を生かした強烈なスパイクや高さのあるブロックで点を重ねた。リベロの岡日和(1年)の好守も光り25-16でセットを先取した。

第2セットは拾ってつなぐバレーを展開。ミドルブロッカーの井上未唯奈(みいな)(3年)のサーブや、アウトサイドヒッターの西村美波(2年)の長身を生かした打点の高いスパイクなどで着実に点数を重ねた。終盤に連続失点する場面もあったが「いつも通りのバレーをしよう」と声を掛け合い、攻守ともに手を緩めず勝利をつかんだ。