「ジャパネット杯 春の高校バレー」第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会は4日、東京体育館(東京都渋谷区)で1回戦…

「ジャパネット杯 春の高校バレー」第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会は4日、東京体育館(東京都渋谷区)で1回戦が行われ、県勢は男子・正智深谷が東福岡(福岡)に2-1で、女子・細田学園は岩美(鳥取)に2-0で勝ち、ともに2回戦へ駒を進めた。(根本和哉)

粘って強豪を撃破

11年ぶり2回目の春高出場となった正智深谷は、優勝経験もある強豪・東福岡と接戦を演じ、粘りの末に勝利を収めた。

第1セットは序盤からサーブやスパイクのミスが続き失点するも、全国トップクラスの最高到達点を誇るエース白野と191センチの長身が武器の新井が、ブロックの上を通すスパイクで得点を重ねて反撃。一進一退の攻防が続いたが、最後は白野が強烈なスパイクをたたき込み、このセットを29-27で先取した。

第2セットも両者譲らず打ち合いの展開は続いたが、あと一歩粘れず24-26でこのセットを落とした。

最終第3セットは開始直後の白野の連続得点で一気に波に乗り、先行する展開に。相手の猛攻にも全員が体を投げ出してボールに飛び込んで防いだ。25-23でこのセットをもぎ取り、コート上には選手たちによる歓喜の輪が生まれた。

〇正智深谷・鈴木康晋監督「本来の動きができない時間帯もあったが、よく巻き返した。全員が献身的に動けた」

強気の攻め奏功

3年連続で春高の舞台に立った細田学園。1年時からレギュラーとしてチームを引っ張るエース・土橋を中心に、持ち味の強気に攻めるバレーで初戦突破を決めた。

第1セットはサーブやスパイクを相手の安定したレシーブに拾われ続け、一進一退の攻防が続いた。相手エースの打点の高い攻撃にも苦しめられたが、最後は土橋の強力なスパイクが連続で決まり、このセットを25-23で奪った。

接戦を制した勢いそのままに、第2セットは序盤から土橋や犬伏らが両サイドから鋭いスパイクを打ち込み続け、得点を重ねた。コートの左右に打ち分けることで相手のブロックも巧みにかわし、高い攻撃力をいかんなく発揮して勝利を収めた。

土橋は「最初は緊張や焦りもあったが、強気で攻め続けることができた」と笑顔を見せた。

〇細田学園・伊藤潔美監督「最初は緊張していたが、後半は冷静になれたのがよかった。強打で相手の守備を崩すことができた」