「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)が4日…

「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)が4日、東京体育館(東京都渋谷区)で開幕した。男女の1回戦が行われ、和歌山県代表の男子・開智は攻撃力の高さを見せつけ、弘前工(青森)に2-0で快勝。5日の2回戦で橘(神奈川)と対戦する。女子・和歌山信愛は秋田令和に逆転負けを喫した。

高さとパワーの開智

開智が高さとパワーを存分に発揮した。

第1セットは序盤から、最高到達点343センチを誇るエースのカズンズ海(かい)(3年)のバックアタック、ブロックが炸裂(さくれつ)。先発メンバーに抜擢(ばってき)された山下櫂斗(3年)、柳侑太(2年)もクイック攻撃、強打で躍動。また、藤沢友輝(2年)は落ちるサーブで相手を翻弄(ほんろう)したほか、速攻も披露。危なげない試合運びで1セットを先取した。

続く第2セットはレシーブ、ブロックを立て直した相手に攻撃が止められる場面も。24-22でマッチポイントを握ったが、カズンズのスパイクが止められ、24-24でジュースに。お互いに得点する展開が続く中、先発メンバーから外れていた主将の楠本圭梧(3年)がコート内で周りを鼓舞。決定打を許さず、最後は山下がレフトからの強打を決め、接戦にピリオドを打った。

信愛は競り負ける

和歌山信愛は第1セット、エースの尾崎乙寧(3年)が得点力の高さを見せつけた。160センチと小柄ながら、高いジャンプ力を生かし、相手のスペースにスパイクを巧みに打ち込んだ。18-19の展開から、強打のほか、相手ブロックのワンタッチを狙うスパイクで4連続の得点に貢献。最後も尾崎が決めた。

第2セットも尾崎のほか、北崎琴音(3年)、森口愛結(あゆ)(2年)の両サウスポーが攻撃の幅を広げ、中盤まではリード。しかし、疲れからか、粘りが身上の守備にほころびが見え始めて失点。20-20からサービスエースを決められるなど3連続で失点。このセットを落とした。

最終セットは相手ペース。頼みの尾崎は疲労の色が濃く、強打が決まらない。守りも足が止まり、最後はサーブミスで試合終了。悔しい逆転負けで、3年前の出場以来の初戦突破はならなかった。