【TOYO TIRES CUP 2024】日本代表 5-0 タイ代表(1月1日/国立競技場) 日本代表MFの南野拓実が、元日から輝きを放った。 ベンチスタートだった背番号8だが、68分に伊東純也との交代でピッチに立ってトップ下へ。すぐさま際…
【TOYO TIRES CUP 2024】日本代表 5-0 タイ代表(1月1日/国立競技場)
日本代表MFの南野拓実が、元日から輝きを放った。
ベンチスタートだった背番号8だが、68分に伊東純也との交代でピッチに立ってトップ下へ。すぐさま際どいシュートを放つと、72分にもペナルティーエリア内でシュート。シュートはGKに弾かれたが、こぼれ球を中村敬斗が押し込んだ。さらに90分にも、相手DFからボールを奪って独走。ビッグチャンスを掴んだが、1対1の場面で相手GKに防がれて、こちらもゴールに繋がらなかった。
それでも、直後の90+1分に歓喜の瞬間が訪れる。右サイドでボールを受けると、堂安律とのワンツーを狙ってペナルティーエリア内に侵入。堂安のトラップが流れたボールを相手DFが触り、しっかりトラップすると右足アウトサイドで華麗に流し込んだ。ゴールラッシュの最後を飾るチーム5点目だった。
試合後の取材エリアで南野は、晴れやかな表情。再三のチャンスで決められずも「ゴールを取れてないことに焦りはなかった」とし、「ホッとしているというよりも、ヨッシャ!というか。新年を良い形でスタートさせるためにゴールを決めたいなと思っていた」とコメントした。
さらに、「アジアカップに向けての最後の1試合で何か爪痕を残して、チームに良い影響を与えられるようにしたかった。それを監督にも見せたかったので、自信にもなります」とも語った。実際、試合の2時間半後に発表されたアジアカップのメンバーに南野は選出されている。
元日からゴールを挙げた南野には、1月12日から開幕するアジアカップでも大いに期待したい。
取材・文:白鳥大知(ABEMA TIMES)