【プレミアリーグ】ウルブス 2-1 チェルシー(日本時間12月24日/モリニュー・スタジアム) プレミアリーグで物議を醸すシーンが生まれた。ウルブスのDFセメドはチェルシーのFWスターリングからボールを奪おうと試みたが、その際にキックが彼の…

【プレミアリーグ】ウルブス 2-1 チェルシー(日本時間12月24日/モリニュー・スタジアム)

 プレミアリーグで物議を醸すシーンが生まれた。ウルブスのDFセメドはチェルシーのFWスターリングからボールを奪おうと試みたが、その際にキックが彼の右膝付近に直撃。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)もチェックを行い、一発退場の可能性もあったが、結果はまさかのノーカードに。これにはファンも納得が行かない様子だ。

【映像】スパイクで“モロ膝蹴り”の決定的瞬間

 スコアレスで迎えた18分、ウルブスDFネウソン・セメドはボールを持ったチェルシーFWラヒーム・スターリングからボールを奪おうと足を出した。しかし、このタックルはボールではなく、スターリングの右膝付近に直撃。その衝撃から思わずイングランド代表FWは倒れ、VARも介入してレッドカードの対象かどうかのチェックが行われた。主審や状況によっては一発退場もあり得る際どいプレーだったが、結果はまさかのノーカードに。

 この判定に視聴者は「レッドだろ!!」「足裏だぞ」「カードなしはないな」と唖然としていた。

 今回のVARでの確認事項は「レッドカードでの退場に値するかどうか」だった。これがレッドカードの対象ではないと判断された時点で、事前にイエローカードが提示されていなかったセメドには追加でカードを出すこともできない。というのも、VARは「イエローカードに該当するかどうか」という事象は導入の対象外なのだ。そのためポルトガル代表DFにはカードが出されることがないまま試合が再開している。

(ABEMA/プレミアリーグ)