【ブンデスリーガ】ハイデンハイム 3-2 フライブルク(日本時間12月21日/フォイト・アレーナ) 堂安律の守備意識の高さが出た場面だった。日本代表MFは相手の攻撃時にタイトな守備でハイデンハイムDFからボールを奪うと、すかさず相手選手は足…
【ブンデスリーガ】ハイデンハイム 3-2 フライブルク(日本時間12月21日/フォイト・アレーナ)
堂安律の守備意識の高さが出た場面だった。日本代表MFは相手の攻撃時にタイトな守備でハイデンハイムDFからボールを奪うと、すかさず相手選手は足を出してファウル。堂安がチームのピンチを救うだけでなく、イエローカードも誘発する最高の守備をみせた。
フライブルクが1―0とリードして迎えた37分、ハイデンハイムの攻撃の時間帯が続いていた中で、堂安はDFヨナス・フェーレンバッハに激しく身体を寄せた。
この粘り強い守備でボールを奪った日本代表MFは、そのまま速攻に移ろうとしたが、フェーレンバッハはカウンターを受けないためにすかさず足を出して進行を阻止。この汚いプレーでフェーレンバッハにイエローカードが出て、堂安が警告を誘発する結果となった。
チームのピンチを防いだだけでなく、イエローカードも誘発したさすがの守備にABEMA視聴者は「ナイスディフェンス!」、「良いプレッシャー」、「ないす」などと反応。堂安の守備意識の高さに賞賛の声が集まった。
この試合で堂安は、見事なダイレクトパスで先制点をプレ・アシストすれば2点目のPKも獲得する一方、チーム最多となる5つのタックルを成功させている。攻撃から守備、守備から攻撃の素早い切り替えが求められる現代サッカーにおいて、この日本代表MFはどちらのトランジションの意識が高い。こうしたことがクリスティアン・シュトライヒ監督からの信頼が厚い理由なのだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)