○駿台学園3-0高知工科大(バレー全日本選手権=8日)高校総体を制した駿台学園が、「春高」連覇へ手応えを深めた。関東予選…
○駿台学園3-0高知工科大(バレー全日本選手権=8日)
高校総体を制した駿台学園が、「春高」連覇へ手応えを深めた。関東予選で強豪の筑波大を破った勢いそのまま、初戦で高知工科大にストレート勝ち。梅川大介監督は「大会をやったからこそわかることもある。いい勉強になった」と収穫を強調した。
選手層の厚さが強みの一つ。1カ月後の大舞台を想定し、セットごとにガラっとメンバーを変えながら多彩な攻撃を展開した。U―18(18歳以下)日本代表の亀岡聖成(せな、3年)は「春高は後から入る選手が鍵を握る。雰囲気づくりとかを意識して、やるべきことをやれた」とうなずいた。
2回戦では昨季のVリーグ覇者・名古屋と対戦する。現状の課題は得点力。絶好の機会を前に、亀岡は「高さでは劣る。考えたスパイクやコンビネーション、時間差攻撃で得点を取れたら」と気合を入れた。(川峯千尋)