「春の高校バレー」として知られる「第76回全日本バレーボール高校選手権大会」(産経新聞社など主催)の埼玉県大会は12日、…

「春の高校バレー」として知られる「第76回全日本バレーボール高校選手権大会」(産経新聞社など主催)の埼玉県大会は12日、さいたま市桜区のサイデン化学アリーナで男女の準決勝、決勝が行われた。決勝に進出したのは昨年の大会と同じ顔触れ。男子は正智深谷が昌平に昨年の雪辱を果たして初優勝。女子は春日部共栄を下した細田学園が3連覇を決めた。両校は来年1月の全国大会に出場する。

男子は昌平が鈴木美煌(2年)のサービスエースやスパイクなどで着実に加点し、1セット目を奪う。しかし、正智深谷はその後、エースの白野大稀(3年)にボールを集め、強烈なスパイクで昌平の守備を翻弄。中山椋太(2年)もサーブでの得点を重ね、3-1で昌平を振り切った。

女子は春日部共栄が根岸由優菜(3年)の攻撃などで第1セットを奪取。一方、細田学園は第2セット以降、強固な守備をみせて春日部共栄のミスを誘う。また、土橋由里子(3年)や犬伏真優(2年)が攻撃を牽引し、3-1で春高出場の切符をつかんだ。

全国大会は東京都渋谷区の東京体育館で来年1月4日に開幕し、決勝は8日に行われる。組み合わせ抽選会は12月3日。

監督・主将コメント

正智深谷・鈴木康晋監督

「うちは出足が悪いので第1セットを落とすのは想定内。それでも勝ち切れたのは総合力がついてきた証拠だ。春高ではベスト16以上を目指していきたい」

正智深谷・白野大稀主将

「ここで勝たなきゃ正智深谷じゃないと思い、チームがひとつになって力を出し切れた。この力を春高でも出せるようにしたい。目標は日本一だ」

細田学園・伊藤潔美監督

「苦しいところでブロックが決まったのがよかった。ただ、まだイージーミスが多い。春高ベスト8以上を目標に、その点を改善していきたい」

細田学園・沼倉美桜主将

「打倒春日部共栄が目標だったのでうれしい。1セット目は競り負けてしまったが、相手のボールを拾いまくって体力勝負に持ち込めたところが勝因だと思う」