「春の高校バレー」として知られる「第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会」(産経新聞社など主催)の代表選考会を兼ね…

「春の高校バレー」として知られる「第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会」(産経新聞社など主催)の代表選考会を兼ねた「第29回県高校バレーボール男女選手権大会」が3日、開幕した。男子135チーム、女子は137チームがエントリー。県内24会場で熱戦が繰り広げられ、男子はベスト32、女子はベスト16が決まった。

男子は6月に行われた全国高校総体県予選で1位の橘と、同2位の東海大相模のほか、昨年度の県大会で優勝して春高に出場した慶応が勝ち上がった。高さのある舞岡のほか、三浦学苑なども駒を進めた。

一方、女子は全国高校総体に出場して予選リーグを突破した横浜隼人、春高常連の橘、昨年度の県大会優勝校の三浦学苑が順当に勝った。さらに強豪校の大和南のほか、相洋や伊勢原、相模原弥栄も着実に勝ち進んだ。

5日には男女とも準々決勝まで行われ、ベスト4が出そろう。11日に準決勝と決勝がトッケイセキュリティ平塚総合体育館(平塚市)で行われる。

今大会は新型コロナウイルスの影響が和らいだことで、控え選手のマスク着用が不要となった。ベンチから威勢のいい掛け声が飛び交い、選手らはチーム一丸となってはつらつとした表情を見せた。入場制限などもなくなり、同級生らが応援に駆け付けて会場を盛り上げていた。