WTTコンテンダーリオデジャネイロ<8月7日~13日/ブラジル>が行われ、女子シングルスで早田ひな(日本生命)が優勝、男子シングルスで松島輝空(木下アカデミー)が準優勝となった。隙のないプレーで1ゲームも落とさず決勝に進出した早田ひなは、決…
WTTコンテンダーリオデジャネイロ<8月7日~13日/ブラジル>が行われ、女子シングルスで早田ひな(日本生命)が優勝、男子シングルスで松島輝空(木下アカデミー)が準優勝となった。
隙のないプレーで1ゲームも落とさず決勝に進出した早田ひなは、決勝でスウェーデンのカットマンと対戦。
第1ゲームは、相手の攻守を織り交ぜたプレーに対応できず落としたものの、第2ゲームからは得意のパワードライブが炸裂して4ゲームを連取。今シーズン海外ツアー初優勝を果たした。
早田ひな PHOTO:World Table Tennis
そして今大会大きな注目を集めたのが、男子シングルス準優勝、16歳の松島輝空。
得意のバックドライブを武器に予選トーナメントを勝ち上がった日本期待の星は、2回戦で世界卓球銅メダルのイ・サンス(韓国)、準々決勝で五輪銅メダルのオフチャロフ(ドイツ)と格上を次々と連破して決勝進出。
決勝では世界卓球2019準優勝のファルク(スウェーデン)に2-4で惜敗したが、互角のラリーを繰り広げて会場を沸かせた。
松島輝空 PHOTO:World Table Tennis
松島は及川瑞基(木下グループ)とのペアで男子ダブルスにもエントリー。
先週のコンテンダーリマではツアー初優勝を果たしたが、今大会は準々決勝で韓国ペアに惜しくも敗れ、ツアー2勝目はならなかった。
松島輝空/及川瑞基 PHOTO:World Table Tennis
【各種目結果】
●男子シングルス
優勝:ファルク(スウェーデン)
準優勝:松島輝空(日本)
3位:チョ・スンミン(韓国)、チャン・ウジン(韓国)
●女子シングルス
優勝:早田ひな(日本)
準優勝:ベリストレム(スウェーデン)
3位: セーチ(ルーマニア)、B.タカハシ(ブラジル)
●男子ダブルス
優勝:イム・ジョンフン/アン・ジェヒョン(韓国)
準優勝:イ・サンス/チョ・デソン(韓国)
3位:チョ・スンミン/オ・ジュンソン(韓国)、アルト/シフエンテス(アルゼンチン)
●女子ダブルス
優勝:シン・ユビン/チョン・ジヒ(韓国)
準優勝:チェ・ヒョジュ/キム・ナヨン(韓国)
3位:シェルベリ/ベリストレム(スウェーデン)、セーチ/サマラ(ルーマニア)
●混合ダブルス
優勝:イム・ジョンフン/シン・ユビン(韓国)
準優勝:ロブレス/シャオ・マリア(スペイン)
3位:チャン・ウジン/チョン・ジヒ(韓国)、テオドーラ/G.タカハシ(ブラジル)
早田ひな PHOTO:World Table Tennis
【日本選手の結果】
●男子シングルス
松島輝空【準優勝】
決勝:2-4 ファルク(スウェーデン)
準決勝:3-2 チョ・スンミン(韓国)
準々決勝:3-2 オフチャロフ(ドイツ)
2回戦:3-1 イ・サンス(韓国)
1回戦:3-1 フレイタス(ポルトガル)
及川瑞基【2回戦敗退/ベスト16】2-3 荘智淵(台湾)
●女子シングルス
早田ひな【優勝】4-1 ベリストレム(スウェーデン)
●男子ダブルス
及川瑞基/松島輝空【ベスト8】2-3 チョ・スンミン/オ・ジュンソン(韓国)
●女子ダブルス
●混合ダブルス
※日本選手のエントリーは無し
松島輝空 PHOTO:World Table Tennis