WTTコンテンダーリオデジャネイロ<8月7日~13日/ブラジル> 13日、女子シングルス決勝で早田ひな(日本生命/世界ランク9位)がベリストレム(スウェーデン/同47位)をゲームカウント4-1で破り、優勝を果たした。

ここまでの4試合、1ゲームも落とさずに勝ち上がってきた第1シードの早田。相手は、ヨーロッパの卓球強国による東京五輪代表のカットマンだ。

ベリストレムはバックカットを主体に巧みな攻守を見せ、早田はドライブで攻めきれずに8-11で第1ゲームを落とす。だが2ゲーム目はツッツキを使いつつ、ボールを見極めてから強打した早田が11-6で取り返す。


ベリストレム PHOTO:World Table Tennis

ミドル攻めでカットを浮かせてから一撃で仕留めるなど、リズムが出てきた早田。次を11-3で取り、4ゲーム目も5-7のビハインドからドライブで押して11-8と逆転で奪う。

早田はベリストレムを前後に揺さぶり、さらに3球目攻撃を決めて第5ゲームは突き放す。そのまま11-4でここも獲得し、1ゲームを取られてからの4ゲーム連取で優勝を飾った。

<WTTコンテンダーリオデジャネイロ 女子シングルス決勝>
早田ひな 4-1 ベリストレム(スウェーデン)
8-11/11-6/11-3/11-8/11-4