全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は31日、函館市でハンドボール決勝が行われ、男子は香川中央(香川)が43―3…
全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は31日、函館市でハンドボール決勝が行われ、男子は香川中央(香川)が43―30で 瓊浦(長崎)に快勝、4年ぶり3度目の優勝を飾った。
香川中央の高尾勇羽(3年)は、「チームを勢いづかせ、チームを勝たせるのがエース」だと言う。その言葉通り、開始直後の先制点で味方のゴールラッシュを呼び込み、終盤にも連続得点を挙げて相手の反撃意欲を封じ込んだ。
両チーム最多の11得点。1メートル80の長身を生かし、左45度から走り込んで高い打打点から放つ右腕のシュートは、マークされてもゴールにたたき込めるパワーと精度がある。
それでも15得点を挙げた準決勝に比べると、相手の厳しい守備に苦しんだ。「決勝の勝因は、チームが取り組んで来た堅守速攻を出せたこと。そしてGK久保健太(3年)の好守連発」と、仲間をたたえた。「チームで戦い、チームで勝つのがハンドボール」という思いを強くした。
準決勝で敗退した春の選抜大会の悔しさを晴らし、名門を4年ぶりの総体優勝に導いたエースの笑顔は輝いていた。(塩見要次郎)