ヤクルトに勝利しファンの声援に応える巨人・菅野=東京ドーム【写真提供:共同通信社】 巨人のエース・菅野が11日の東京ヤクルト戦(東京ドーム)で7回無失点の好投でリーグ単独トップの9勝目(4敗)を挙げた。 前回6回3安打無失点から中5日での先…

ヤクルトに勝利しファンの声援に応える巨人・菅野=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


 巨人のエース・菅野が11日の東京ヤクルト戦(東京ドーム)で7回無失点の好投でリーグ単独トップの9勝目(4敗)を挙げた。

 前回6回3安打無失点から中5日での先発登板。初回に1死からエラーと安打で1、2塁とされるも、バレンティンを空振り三振、坂口をセンターフライに打ち取ってピンチを切り抜けると、2回、3回と2死からヒットを許したが次打者を三振に仕留めてゼロ行進。中盤以降はリズムに乗って相手打線を封じ込め、6回にこの試合初めて先頭打者を許したが、3番・山田、4番・バレンティンを連続三振に仕留め、7回106球を投げて5安打無四球、8奪三振での無失点でリリーフ陣にバトンを渡した。

 試合はそのまま勝利。試合後のヒーローインタビューでは「四球も一つも出していなかったので、いいピッチングができたと思います。6回無死1塁の場面で、3番、4番を三振に取れたというのは分岐点だったと思います」と心地よさそうに汗を拭った菅野。リーグトップの9勝目となったが、「去年、9勝しか勝てていないので…。とりあえず並べたので、まだまだ勝てるように頑張ります」と自ら手綱を締め直した。