第1回に登場するのは城戸賢心(スポ1=福岡第一)、下山瑛司(スポ1=愛知・中部第一)、三浦健一(スポ1=京都・洛南)の…

 第1回に登場するのは城戸賢心(スポ1=福岡第一)、下山瑛司(スポ1=愛知・中部第一)、三浦健一(スポ1=京都・洛南)の3人。入学早々、関東大学選手権(トーナメント)で活躍を見せたルーキーたちに話を伺った。

※この取材は5月25日に行われたものです。

お互いの紹介


話をする城戸

――最初に他己紹介をお願いします

城戸 中部第一高校から来た下山瑛司、スポーツ科学部1年生です。彼は食事面だったり、生活面で、すごくマイペースです。

下山 洛南高校出身、三浦健一です。スポーツ科学部の1年生です。健一くんは、僕とは違うタイプで、人と変わっていて、普段僕たちは歩きで駅まで行くんですが、1人でノリノリで自転車に乗っていたりして、良い意味で変わっていると思います。

三浦 福岡第一高校出身、スポーツ科学部1年生の城戸賢心です。城戸くんは、ちょっと寝起きが悪いのと、いつも僕の前でボケてくるので毎回ツッコミに困っています。でもとてもおもしろいです。

――大学に入学する前、それぞれ交流はありましたか

城戸 ないですね…。

――抱いていた印象などは

城戸 それはありました。下山くんはすごい坊主で、自分たちの高校みたいで、スピードもあって、高校の時は仲間にいたらおもしろいなと思っていました。三浦くんは、外からも攻められるフォワードで、スリーポイントが上手だなと思っていました。

三浦 2人とも高校の時は坊主で、最初は気まずかったです。高校の時の印象は、どっちともやりたくないなという嫌な印象が強かったです。どっちも留学生がいて、速い展開でバスケをするので、相手になったら嫌だなと思っていました。

下山 僕の2人に対する印象は、イケメンで、僕よりも身長が高くて、憧れの存在でしたね。

一同 (笑)。

――早大に進学した理由は

城戸 自分たちの高校は留学生がいましたが、早大は留学生がいなくて、オフェンスの部分で5人でスペースを使うのが上手いなと思っていて、そんな中で自分もスペースを上手く使って、バスケットIQを高めたいと思ってこの大学を選びました。

下山 僕も一緒で、3年間留学生がいるチームでやってきて、バスケットIQの上限が決まるような気がして、やっぱりインサイドに留学生がいれば、リバウンドにいかなくても良いし、ディフェンスでもボックスアウトの徹底度が低くなってしまうので、最後までやり切る力をつけたいと思ったからです。あとは勉強の部分で、もう少し自分で学びたいという気持ちがあったので、早稲田大学に入学しました。

三浦 ありがたいことに洛南から毎年早稲田大学に先輩が進学していて、自分が高校生の時にお世話になった先輩も何名か早稲田にいて、先輩から早大がどういうバスケットをするのか聞いた時に、洛南と同じように留学生がいない中で、上手く頭を使って、スペーシングだったり、アウトサイドシュートを確率良く決めるチームスタイルに憧れたからです。大学でも、留学生がいないチームで留学生がいるチームに勝ちたいと思って進学しました。

トーナメントの振り返り


トーナメントを振り返る下山

――トーナメントで特に印象に残っている試合や場面は

城戸  やはり日大戦です。(第4Qの)最後6秒で同点に追い付くところは決めましたが、その後の延長戦で決められませんでした。そういうところがまだ甘かったなという風に感じます。

下山  自分も日大戦です。延長戦の残り時間がなく3点差のところでボール出しを任されて。自分がガードだったということもあり星川さん(堅信、スポ4=京都・洛南)しか見てなかったという部分で。出しきれなかったという部分で自分の課題が見つけられたかなと思いました。

三浦  自分は5位決定戦の大東大との試合で、(相手の)インサイドが非常に爆発力があって、フィジカルも強いということは知っていましたが、実際スイッチした時に留学生のインサイドにつくことになって、フィジカルの差がありまだまだ自分は足りていないと思いました。やはりそこが高校バスケと大学バスケの違いだと感じました。フィジカルの強さもですが、体の当て方も上手いと感じていて、そういう部分をもっと学ばなければいけないと感じました。

――今のお話にもありましたが、大学バスケと高校バスケの違いとは

城戸 大学生はスマートさや考えたバスケットをしていると感じます。あとやはりフィジカル面が1番の違いだと感じました。

下山 フィジカル面とバスケットIQの違いです。シュート力、決定力の違いも大学と高校で全然違うなと思いました。

三浦 フィジカルやプレーの精度の差もそうですが、やはり審判にアジャストするというところが高校との違いだと感じます。ファールを取られるかが試合やプレーの場面によっても違います。何があっても(得点を)決めきるところや(ゴールを)守りきるという場面で、ファールを取られないと思っていた時に取られることも多くあったので、慣れていかなければいけないと思いました。

――今年の個人的な目標は

城戸  自分はガードで1年生でもゲームを支配できるように、まずは信頼を得られるようになりたいです。そのためにシュートの決定力などをみんなに認められるように努力したいと思います。ディフェンス面では、1番下級生なので泥臭いプレーでチームに勢いを付けられるようにすることです。バスケット以外だったらフィジカルを強くできるようにして、チームを勝たせられるように頑張りたいです。

下山  自分はガードとして、先輩に全部ゲームメイクを任せるのではなく率先してゲームメイクをしてどんどん声を出していきたいです。一ガードとしてチームを引っ張っていくことを目標にしてます。ディフェンス面では、ゲームメイクをする人にマッチアップすると思うので、やりたいことをやらせないように激しいディフェンスで、ルーズボールなどにどんどんダイブしたいと思います。 あと、自分もフィジカルがないので、いっぱい食べてウエイトして、まず体重を増やしていこうかなと思います。

三浦  2人はポジションがガードで自分とはポジションが違いますが、オフェンス面では早い展開でプレーしていくので、自分はフォワードとして合わせることも大事だと思います。しかし、その中で自分が得点に絡んでしっかり決めきるためにシュート力をもっと上げたいと思います。体の面ではやはり当たり合いが、特にフォワードは1対1で仕掛けてくる人が多いので、ディフェンスもオフェンスも当たり負けしないようにもっとトレーニングを頑張りたいです。

早慶戦について


早慶戦について話す三浦

――早慶戦に対して抱いている印象は

城戸 (慶大は)元々のライバル校みたいな、絶対に負けられない相手というイメージがあります。

下山 先輩から聞いている印象では、代々木体育館が満員になるくらいの熱気あるすごい大会なんだと感じています。

三浦 自分も歴史ある戦いだと感じています。バスケットだけに関わらずいろんな部活も早慶戦があって、「絶対に負けられない」という早慶戦にかける思いはどの部活も強いなと感じました。

――早慶戦の見どころや注目選手は

城戸 僕は星川さんだと思います。チームの大黒柱で観客を魅了させるようなプレーをして下さると思うのでそこに期待しています。

下山 自分も注目選手で言ったら(星川)堅信さんなんですけど、自分的には早稲田チーム全体を見てほしいかなと思っていて、ベンチや応援席を含めて一体になって楽しくかつ思いっきり戦っている姿を見て楽しんでいただければと思います。

三浦 試合に出ている人を注目しがちなんですけど、自分もベンチも試合に出ている人と同じくらい盛り上がっているので後ろ3人の聖和さん(田口聖和トレーナー、スポ4=・愛知・松蔭)と僕と松山雄亮くん(スポ3=京都・洛南)に注目してほしいです。

――ご自身の注目してほしいところは

城戸 自分は得点を取ることが得意なのでジャンプシュートとスリーポイントで点をとるところやスティールなど粘り強いディフェンスを見てほしいです。

下山 僕は激しいディフェンスからスピードいかしたオフェンスに繋げて、チームの活気を上げていこうと思っているので、そこを見てもらいたいです。

三浦 自分は相手が小さかったら中でミスマッチを生かして攻めるところや、外からのドライブやスリーポイントを見てほしいです。

――早慶戦に向けての意気込みは

城戸 絶対に負けられない戦いなので、絶対に勝てるように頑張るので応援よろしくお願いします。

下山 積極的にチームにどんどん絡んでいってしっかり早稲田のバスケットをして勝てるように頑張ります。

三浦 会場にきてくれる人たちを感動させられるような早稲田のバスケットが試合全体を通して常にできるようにしていきたいと思います。

――最後に今シーズンの抱負をお願いします

城戸 高校の時はゲームメイクは任せていて、自分は点を取ることしか考えていなかったんですが、大学ではサイズも小さいですし、ゲームメイクをするポイントガードが2人いたら相手からするとやっかいなので、ポイントガードとしてゲームを作れるようになりたいです。あとはもっと多彩なプレーができるようにどんどんワークアウトなどをして、チームを勝たせられるような選手になりたいと思います。

下山 さっきと同じことになってしまうんですが、チームの司令塔になれるように、練習でも、試合でも、声を出してチームをまとめることを意識してやっていきたいです。あと、日常生活でも、バスケでも、すべてにおいて全力でやり切ることを継続して、最後の大会で成果を出せるように頑張ります。

三浦 トレーニングを頑張って、体を大きくして、怪我がないようにしたいです。バスケットに関しては、もっと得点して、どんなときでも自分がまず相手をやっつけられるようなオフェンス力を身に着けて、チームを勝たせられるようになりたいと思います。

――ありがとうございました!

(取材・編集 権藤彩乃、荒井理沙、梶谷里桜)

◆城戸賢心(きど・けんしん)(※写真左)

2004(平16)年8月29日生まれ。181センチ。75キロ。福岡第一高出身。スポーツ科学部1年。トーナメントでは1年生ながらスコアラーとしてチームを引っ張った城戸選手。最近ハマっていることは、2限の授業の後にケバブを食べることだそうです!

◆下山瑛司(しもやま・えいじ)(※写真中央)

2004(平16)年8月16日生まれ。170センチ。64キロ。愛知・中部第一高出身。スポーツ科学部1年。試合では必ずリバウンドに飛び込む姿が印象的な下山選手。温泉に行くことが好きで、よくサウナに入るそうです!

◆三浦健一(みうら・けんいち)

2004(平15)年9月7日生まれ。190センチ。85キロ。京都・洛南高出身。スポーツ科学部1年。190センチの長身ながら、アウトサイドからのシュートも得意とする三浦選手。最近ハマっていることは、所沢キャンパスに行くバスを待つ時に、ギリギリ座れる位置に並ぶことだそうです!