世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 26日、男子シングルス準々決勝で張本智和(智和企画/世界ランク4位)が、梁靖崑(中国/同5位)にゲームカウント2-4で敗れた。

張本は日本の同種目では1979年、日本最後の世界王者・小野誠治以来のメダルを目指したが 通算成績1勝4敗の梁靖崑超え、悲願のメダル獲得とはならなかった。

試合後に張本がインタビューに応じた。

Q. 今の心境は

悔しい気持ちが一番ですが、この負けに納得しているので、次に向けて頑張りたい気持ちです。

Q. 中国(選手)との距離について

メダルという大きな壁はありますけど、(今日の試合で)一気に突き抜けられるチャンスだった。(中国選手との)距離は縮まったと胸を張って言えます。

Q. 成長を感じた部分は

(ゲームカウント)2‐2に追いついて、最後の2ゲームも惜しかったと言えるくらいまで(試合を)持ち込めたのは個人戦においては初めての経験だった。また、一歩一歩メダルを目指して頑張りたい。

Q. 10代最後の大会でしたが

これが今の自分の力だなと。目標には届かなかったですが、すっきりして10代を卒業できると思います。

Q. どんな20代を過ごしたいか

10代よりも苦しい10年が続くと思いますが、乗り越えられない時期があっても、自分を信じて頑張りたいと思います。

<世界卓球2023南アフリカ 男子シングルス準々決勝>
張本智和 2-4 梁靖崑(中国)
11-13/9-11/14-12/16-14/9-11/9-11