世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 25日、女子シングルス4回戦で伊藤美誠(スターツ/世界ランク7位)がA.ディアス(プエルトリコ/同13位)をゲームカウント4-0で下し、準々決勝に駒を進めた。ここまで3試合連続ストレ…

世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 25日、女子シングルス4回戦で伊藤美誠(スターツ/世界ランク7位)がA.ディアス(プエルトリコ/同13位)をゲームカウント4-0で下し、準々決勝に駒を進めた。

ここまで3試合連続ストレート勝ちの伊藤。アメリカ大陸最強と言われ、最近は名将・邱建新にも師事するディアスとの22歳対決だ。

ディアスは伊藤のバック側にロングサーブを繰り返し、やや台から距離を取って伊藤の速攻に対抗する。だが通算8勝0敗と得意とする相手に対し、要所で強打を決めて11-8で1ゲーム先制する。

A.ディアス PHOTO:Itaru Chiba

第2ゲーム、ディアスはフォア側にもサーブを送り独特のリズムで攻めてくるが、伊藤は9-9の場面でロングサーブ2本から11-9で奪取する。3ゲーム目は打ちミスが目立ち3-7とされるも、得意のフォアスマッシュでたたみかけてここも逆転で奪う。

4ゲーム目も接戦になるが、8-8の場面でディアスのロングサーブを回り込みフォアを決めるなど、要所でフォア強打を打ち込んだ伊藤がここも12-10で取り、勝利した。

伊藤は日本の女子シングルスでベスト8一番乗り。メダル決定戦は東京五輪2冠の陳夢(中国)と対戦する。

<世界卓球2023南アフリカ 女子シングルス4回戦>
伊藤美誠 4-0 A.ディアス(プエルトリコ)
11-8/11-9/14-12/12-10