世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 25日、女子ダブルス準々決勝で長﨑美柚/木原美悠 (木下グループ)がマテロバー(チェコ)/バラージョバー(スロバキア)をゲームカウント3-2で下して準決勝進出。今大会は3位決定がない…

世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 25日、女子ダブルス準々決勝で長﨑美柚/木原美悠 (木下グループ)がマテロバー(チェコ)/バラージョバー(スロバキア)をゲームカウント3-2で下して準決勝進出。今大会は3位決定がないためメダル獲得も確定となった。

世界卓球女子ダブルスは初出場ながら堂々たる戦いぶりで8強入りを果たした長﨑/木原ペア(ダブルス世界ランク9位)。メダルをかけた準々決勝は、ヨーロッパを代表する強豪国際ペア(同19位)と対戦。

シーソーゲームとなった第1ゲームは、相手ペアの中・後陣からの強烈なドライブをしのぎ、うまく両サイドを攻めた長﨑/木原が先制。

第2ゲームは長﨑のチキータ、フォアドライブが決まり序盤で4-0とリード。このまま流れに乗るかと思われたが、相手に6連続ポイントを許して、ゲームを奪われる。

マテロバー/バラージョバー PHOTO:Itaru Chiba

第3ゲームも相手ペアにパワーで押しこまれて、ゲームカウント1-2と後がなくなった日本ペア。しかし第4ゲームは再びギアを入れ直し、1本目から声を出して強気のプレー。9-1と大量リードでゲームを奪い返す。

2-2で迎えた最終ゲームは、序盤で長﨑がストレートへのチキータを2連続で決めると、木原もバックハンドを叩き込んで日本ペアが5-0とリード。そのまま集中力を切らさず、最後は長﨑のフォアドライブからの木原のバックハンドという連続攻撃を決めて、嬉しい初メダルを確定させた。

<世界卓球2023南アフリカ 女子ダブルス準々決勝>
長﨑美柚/木原美悠 3-2 マテロバー(チェコ)/バラージョバー(スロバキア)
11-8/9-11/6-11/11-2/11-3