世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 25日、男子シングルス4回戦で張本智和(智和企画/世界ランク4位)がボボチカ(イタリア/同174位)をゲームカウント4-0で下し、準々決勝進出を決めた。2017年大会以来2度目の8強…

世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 25日、男子シングルス4回戦で張本智和(智和企画/世界ランク4位)がボボチカ(イタリア/同174位)をゲームカウント4-0で下し、準々決勝進出を決めた。

2017年大会以来2度目の8強入りを目指す張本は、4回戦でボボチカと対戦。世界ランクでは差はあるが、2回戦でゴジ(フランス/同36位)、3回戦でロブレス(スペイン/同43位)という格上を連破して勝ち上がっており、決して侮れない相手だ。

出足から豪快な3球目フォアドライブを決めた張本が6連続ポイントで一気にリード。相手のドライブもブロックで丁寧にさばき、危なげなく第1ゲームを先取。

ボボチカ PHOTO:Itaru Chiba

第2ゲームはボボチカのYGロングサーブとバックドライブに苦しんだものの、フォアの打ち合いを制して12-10の僅差で連取する。

なかなか攻めの形が作れず、ミスして苛立ちをあらわにする場面もあった第3ゲーム。しかし競った場面ではさすがの集中力を見せて、11-10ではロングサーブをきっちりとフォアで攻めて、再び12-10で取る。

続く第4ゲームも8-10からの4連続ポイントで張本が勝利。4試合連続のストレート勝利で見事8強入りとなった。

<世界卓球2023南アフリカ 男子シングルス4回戦>
張本智和 4-0 ボボチカ(イタリア)
11-5/12-10/12-10/12-10

PHOTO:Itaru Chiba