世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 23日、男子シングルス2回戦で張本智和(智和企画/世界ランク4位)がフレイタス(ポルトガル/同60位)をゲームカウント4-0で下し、3回戦に駒を進めた。張本の2回戦の相手は、2021…

世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 23日、男子シングルス2回戦で張本智和(智和企画/世界ランク4位)がフレイタス(ポルトガル/同60位)をゲームカウント4-0で下し、3回戦に駒を進めた。

張本の2回戦の相手は、2021年ヨーロッパトップ16準優勝、サウスポーの強豪・フレイタス。過去の対戦ではジュニア時代に張本が2敗しているものの、2019年以降は3連勝と比較的分の良い相手だ。

長いボールに強いフレイタスに対して、サーブ、レシーブともにハーフロングの短いボールを軸に戦った張本。一進一退となった第1ゲームは9-10から積極的にフォアで攻めて3本連取し、逆転でゲームを奪う。

フレイタス PHOTO:Itaru Chiba

第2ゲームも絶妙な長さのレシーブで相手の強打を防ぎ、あまくなったドライブを狙い打ち、張本が連取。時折バックサイドに来る速いロングサーブに裏をかかれる場面もあったが、張本が終始冷静にゲームをコントロールしていく。

第3ゲームも競り勝ち、ゲームカウント3-0で王手。第4ゲームは終盤の5連続失点で追いつかれたものの、最後までサーブ、レシーブで相手を上回った張本が第4ゲームも取って、強敵をストレートで退けた。

3回戦は台湾の鉄人、42歳の荘智淵(同20位)と対戦する。

<世界卓球2023南アフリカ 男子シングルス2回戦>
張本智和 4-0 フレイタス(ポルトガル)
12-10/11-8/11-9/12-10